先生と二人三脚で合格!ノートまで見て指導してもらえた。

念願の、国立大学の医学部に、僕はついに合格できました! 受験番号を見つけたとき、僕の心臓は、なぜか早鐘のようでした。今でも忘れられません。あれは、医者としての人生が始まった、体内の祝い鐘の音ですね。今だからそう言えますが、あの時は、医学部合格という現実を、受け入れるのに時間がかかったのだと思います。志をもって傾けた努力は、必ず報われる。みすず学苑が、このことを僕に教えてくれました。

一時は、本当に諦めるしかないと思いました。以前なら、普通に解けた問題が、ある時から、どういうわけか解けなくなったのです。もう、入試も間近の時期でした。だから、「ダメならダメでしかたない・・・」という、諦めの気持ちも濃かったのです。その、空回りのスランプを越え、最後まで頑張れたのは、僕の勉強を全てマネージしてくれた、数学の先生のおかげです。本当に、どれだけ感謝していいのやら、わかりません。ただただ、頭が下がるのみです。

僕は理系なので、カレッジタイムの担任は数学の先生でした。だから、その数学の先生が面倒を見てくれたのです。あれは、文字通り、信じられない二人三脚の日々でした。ウィークリー学習計画を作ってもらい、ノートは毎日のように、細かいところまでみてくれます。そして、出来具合や解き方まで確認してくれたのです。そして、「こうやったらOK。大丈夫だ」と、そのつど対策を考えてくれたのです。これが、どれ程大きな支えだったことか。

どんな事があっても、諦めないで努力を続けること。みすず学苑で学んだ、この骨身に沁みる教訓を胸に、ぼくは大学に進みます。僕を支え続け、諦めない努力を教えてくれた、先生方が僕の合格の原動力です。僕をその気にさせて、のせたり引き締めたり。いつもいつも、そうやって受験勉強のベクトルを、前向きに調整してくれた先生方のおかげです。一体、どれほど感謝してよいか分かりません。僕は、きっといい医者になって、あの数学の先生のように、人々を励まし支えたいです。それが、このご恩に報い、感謝を本物にする道だと思います。本当に、本当にありがとうございました。