緊急事態宣言にともない、たくさんのお問い合わせをいただき、ありがとうございます。生徒や保護者からの質問にお答えいたします。

Q39 今年のゴールデンウィーク学習道場は、「怒涛のディスタンス時短学習道場」とのことですが、休憩時間に、軽食は食べてもいいのでしょうか。
A39 途中で何か食べたい気持ちは、よくわかります。我々もそうしたいです。
 しかし、現在感染力の強い、オミクロンBA.2が蔓延しています。さらに、新変異株「XE」も出てきました。そこで、感染リスクを避けるために、コロナがある程度終息するまで、校舎での食事を禁止してるのです。
 食べる時は、マスクを外しますが、リラックスしてお話したくなります。今までに、何度注意しても、改まらなかったのです。こういう、現場の経験則から、生徒を守るためにするのです。食べる時に話すのが、最も感染するリスクが高いのです。そこさえ気をつければ、次亜塩素酸水の徹底噴霧と、ガイドライン以上の感染対策をしてるので、おおむね大丈夫です。
 そのために、ゴールデンウィークの学習道場は、少し形を変えてやります。それが、「怒涛のディスタンス時短学習道場」です。日程は、5月1日から5日まで、例年通り5日間行います。
 さらに密接、密集を避けるために、前後左右の間隔を広めにします。また、いつもは10時間勉強しますが、今回は時短で、1日5時間にします。10時間勉強すると、途中でお腹がすきます。そのために、弁当や軽食を持参する生徒が多いのです。無理もない事です。すると、食べる時はマスクをはずし、会話をします。どんなに厳しく監督しても、やっぱり話すのです。緊張からリラックスし、食べて楽しむ休憩時間だからです。これは、現場の経験則から言えるのです。
 もし、その人が陽性だった場合、その部屋全員が濃厚接触者になります。すると、全員が隔離措置となり、しばらく登校できません。さらに、そのご家族は緊張の日々です。
 そして、陽性になった人は、不可抗力の事とは言え、濃厚接触者から怒りを受けます。それは、言いようのない、複雑な感情です。それで、気まずくなり、メンタルもやられるのです。「自分のせいで…」、「あいつのせいで…」と、気に病むのです。学苑長が経営する、他の会社でしばしば起きた事です。それを、受験生に経験させたくないのです。
 また、いまは若者感染が増えています。無症状でも陽性になると、後遺症の出る確率は40%です。主な後遺症は、倦怠感です。受験期に感染したり、後遺症の倦怠感が出ると、やっかいでしょう。勉強する気が削がれるからです。これが、今までのコロナ対策と違う所です。だから、感染するリスクを下げるために、弁当時間をなくすのです。そのための時短です。
 学習道場が1日5時間なら、弁当を食べなくても良く、感染防止が徹底します。しかし、オミクロンBA.2やXEが、ある程度収まれば、夏冬の道場は10時間にもどします。当然、弁当時間も復活します。様子を見て、校舎の飲食も許可します。全ては、オミクロン次第です。
 なお、前半の早い時間帯は、女子生徒。後半の遅い時間帯は、男子生徒にします。女子が、遅めに帰るのは、安全上あまり良くないからです。
 とかく、5月はボンヤリする時期です。つまり、全国的に、受験生が真剣に勉強しない時です。だから、時短であっても、毎日真剣に勉強する、時間や習慣が大切なのです。
 同じ理由で、自習室での真剣な勉強は、本当に大切です。いまは、食事を禁止してますが、オミクロンがある程度収まれば、許可します。それまでの辛抱です。ご理解下さい。
 しかし、多くの場合、現代人は食べ過ぎです。腹4分から6分目で、頭が一番良く働きます。朝と夜、家でバランスのいい食事をとる方が、脳の働きにはいいのです。
 校舎では、しばらく食事はできませんが、近くの公園などで、一人で弁当を食べる生徒もいます。友達同志は、風通しのいい野外でも危険です。どうしても、お話しをするからです。しかし、自習室で、毎日座って勉強してると、疲れて眠くなります。そんな時は、少し歩くことで、血流が良くなり、気分転換になって脳も活性化します。オミクロン感染を甘く見ず、さりとて深刻になりすぎず、心楽しく勉学に励んで下さい。
Q38 共通テストの点数が、思ったほど取れませんでした。国公立は諦め、私立に集中した方がいいでしょうか。
A38 今年の共通テストは全体に難しく、平均点が大きく下がりました。特に数学1・Aは、平均点が昨年より17・43点低い、40・25点でした。また、文系7科目の平均は44点下がり、理系7科目の平均も、50点以上下がったのです。
昨年は、コロナで、授業を受けられなかった生徒のために、試験が易しかったのです。その反動で、今年は難しくなりました。それで、国公立を諦め、私立に向かってる人が多いようです。
これを、どうとらえるかです。すべての受験生が、「共通テストがこんなにだめなら、国立は無理だ」と、私立に行く可能性が高いです。すると、逆に有名私立が難しくなり、国立が易しくなるという事です。皆が、難しいと思っている時は、逆にチャンスだと考えるべきです。
だから、昨年のデータを見て、「この大学がいい」と指導すると、間違います。滑り止めの私立が難しくなり、国公立のボーダーラインの生徒は、だいたい通るでしょう。これは、44年の受験指導の経験則から、確実に言える事です。河合塾でも、同じように言ってますが、有名私大が難しくなる、というだけです。みすずは、さらに「国公立、恐れずに突き進め!」と喝を入れるのです。
このように、国公立を受けようと思った人は、最後まで諦めず、受け続けるべきです。真ん中からボーダーラインの生徒は、チャレンジすれば、意外に合格する所が増えるでしょう。受けもしないで、避けてる人がたくさんいるからです。この点を理解し、学校の先生が何と言おうと、志望校を下げてはいけないのです。
また、合格するはずだと思った私大に、たとえ落ちても、ガッカリしたり、自信をなくさない事です。「今年はそうなんだ」と、理由と背景を理解して下さい。そして、超然と、黙々と試験前日まで、勉強に集中して下さい。すると、すべり止めに落ち、あこがれ校に合格する生徒が、増えるはずです。みすずでは、こんな奇跡が、毎年普通に起きてるのです。
今年は、東大志願者も苦戦しています。自信をなくしてる人も、いるでしょう。しかし、弱気にならず、ギリギリまで頑張りましょう。そうすれば、去年以上に、国公立大に通るはずです。最後まで諦めず、積極的に、強気で攻め続けよう!
Q37 受験で不安なところに、オミクロン株が急拡大し、ダブルで不安です。どう考えたらいいのでしょうか。
A37 不安な気持ちはよくわかります。しかし、オミクロン株は全国で蔓延し、受験生は同じ不安を抱えています。自分だけが、不安なのではないのです。そう考えると、冷静に、自分と向き合えるでしょう。それが出来る受験生が、最後に勝利するのです。
もし、コロナになったとしても、多くは追試で受験できるので安心です。また、オミクロン株は、ほとんど重症化しないので、隔離期間中もしっかり勉強できます。友達や家族の誘いもないので、勉強に集中できるはずです。そう考えるべきです。全ては前向きに、明るく積極的に考え、勉強の手を休めない事です。それが、メンタルの強さです。
もし、家族に感染したり、家族から移されたとしても、それは肉体的、医学的問題です。やるべき治療を、すみやかにやるだけです。それが、1ミクロンでも、目前の問題集をやる時間、勉強の集中力に影響したら、コロナに負けた事になります。あんな、ぞうり虫みたいなオミクロンに、みすず生がメンタルで負けたら、情けないです。
新型コロナ発生以来、みすず学苑は、コロナにメンタルでも、活動でも負けた事がありません。つまり、授業は通常通り、夏期講習、冬期講習、直前講習も通常通り。また、夏期合宿、冬期合宿も通常通り。5月、8月、正月の学習道場も、全て通常通りです。しかも、全てが対面授業です。
「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」。つまり、これができたのも、コロナという敵を、科学的、医学的に徹底研究し、科学的、医学的に勝つ方法を、どこまでも追究し、実践して来たからです。それは、これからも変わりません。
具体的な努力もせず、怯(おび)えてるというのは、本当に情けないです。直前期になったら、誰でも怯えるものです。その、漠然とした怯えや不安を、具体的な課題に置き替え、1つずつ克服し、解決してこそ受験に勝つのです。これが、受験における己れに、勝ったと言えるのです。
何度も言うように、「受験が不安、コロナが不安で、勉強が手につかない!」というのはウソです。「勉強に集中してないから、受験が不安で、コロナが不安」なのです。不安になったり、心配になったり、怯える暇がないぐらい、試験の前日まで、勉強に集中するのです。
それを、学苑長は禅の言葉として、「蚕(かいこ)は黙って桑を食(は)む」と言うのです。やがて合格し、大学や社会で羽ばたくために、まずは立派な蛹(さなぎ)を作ることです。そのために、今は黙々と桑を食べ続ける時です。桑とは、受験生という、蚕(かいこ)のエサ、つまり入試典型問題、頻出単語、熟語、年表、歴史用語、古語、化学式などです。黙ってとは、雑念、妄想、不安、焦り、心配、恐怖、おびえという、余計な念を出さない事です。これができる受験生が、天下無敵の受験生なのです。
入試が全て終わるまで、「蚕(かいこ)は黙って桑を食(は)む」、「蚕(かいこ)は黙って桑を食(は)む」と唱え、受験やコロナの不安に打ち勝ち、全員が入試に勝利して下さい。これが、みすず学苑の精神です。すなわち、みすず学苑で学んだ生徒の、伝統的な気迫と根性です。みすず学苑の、全受験生へ! 喝、喝、喝!
Q36 早くワクチンを打ちたいですが、ワクチンのクーポンがありません。クーポンがなくても、接種できるのでしょうか。
A36 クーポンがなくても、ワクチン接種できます。高校生には、まだクーポンが配布されてない自治体もあるようです。しかし、ミスズの集団接種では、接種時にクーポンがなくても大丈夫です。
しかし、クーポンは、最後に接種証明書を出すために必要です。ですから、あとで、クーポンを持ってきて下さい。2回目接種に来る時でも大丈夫です。
実際にやってみると、川越や千葉、埼玉などの地域では、なかなか予約が取れないそうです。また、板橋区では、病院や職域でも、ワクチン不足で接種できないとのこと。さらに、12才以上のクーポンが来ない所が、わりとあるようです。ミスズで、職域接種をやって良かったです。クーポンがなくても、12才以上が接種できるからです。すでに、ワクチンは1000人分確保してあり、すぐに2000人分が届きます。
予約状況ですが、比較的空いてる時も多いので、すぐに予約が取れ、すぐに接種できます。自衛隊や公共の施設ではないので、すぐにつながり、すぐに予約が取れ、すぐに接種できるのです。そして、日時も選べます。
先日、予約の電話をしてきた生徒は、「日にちを選べるんですか!?」と、選べることに驚いていました。2回目の接種予約も、接種会場ですぐにできます。予約の電話番号は、下記をご覧ください。
ところで、別の接種会場でワクチンを打ち、2日後にサッカーをして具合が悪くなり、早退した生徒がいました。当日だけ、安静にすればいいと思っていたようです。
Q&A35で詳しく書きましたが、接種後、1週間から10日は運動を控えた方がいいです。ミスズの接種会場では、これらのわかり易いコミックを差し上げています。これから、ワクチンを打つ皆さんのために、ホームページでも紹介します。「わかりやすい」と、人気なので参考にして下さい。
ところで、今ワクチンを接種しておかないと、入試直前にコロナになったら大変です。2週間隔離され、体力的にも、学力的にも、メンタル的にも落ち込みます。そうなると、せっかく1年間努力してきたものが、直前にトーンダウンし、本番で本来の実力が発揮できません。だから、必ず受けて欲しいのです。困難と複雑な手続きを克服し、ワクチンの職域接種を進めたのは、このためなのです。3000人分確保しているので、安心して生徒、保護者、講師、アシスタントはお受け下さい。保護者の家族も、全員受けられます。全て無料で、医師と看護師もいるので、心配せず来て下さい。待たされず、すぐに接種できます。


【株式会社ミスズ ワクチン接種会場】

■予約受付電話:TEL. 03-5941-2931
(予約受付時間:AM10:00~PM12:00、PM1:00~6:00)
■接種会場:東京都杉並区西荻南2-17-8 ミスズビル2階
(接種時間:AM11:00~PM1:00、PM2:00~8:00)

■接種当日は、以下をお持ちください。
(なお、クーポンや予診票がなくても、接種できます。
その場合、2回目接種の時に、クーポンを持ってきて下さい)
①市町村からの接種クーポン券(切り取らずに台紙ごとお持ちください)
②予診票(事前にご記入ください。予診票は、接種券に同封されています)
③本人確認書類(健康保険証や運転免許証など)
④お薬手帳やアレルギー等の申出メモ(該当する方のみ)
Q35 ワクチンの集団接種を準備中とのことでしたが、いつから受けられるでしょうか。最近、子供のコロナ感染が増えてるので、ワクチンを打たないと心配です。
A35  コロナが広がり、新規感染者が全国で2万人を超えています。いまの第5波では、子供の感染も増えてるので、心配するお気持ちはわかります。それでも、コロナが変異すれば、それ以上に対策を強化し、対応すれば打ち勝ちます。いかなる時も、弱気になってはいけないのです。
その気迫で、ワクチンの集団接種を申請しました。しかし、ワクチンの供給不足により、突然中断したのです。しかし、すでにワクチンも供給され、開始できるようになったのです。
集団接種の開始日は、9月1日からです。みすずグループのクリニックと協力し、集団接種を始めます。場所は、杉並区西荻窪の特設会場です。モデルナ社のワクチンで、3000人分あります。もちろん、2度目の接種もここで行ないます。異物混入のない、製造番号のものです。ご安心下さい。これらは、すべて無料です。杉並区で、職域接種をするのは、ミスズを含めて3ヶ所だけです。大きなチャンスなので、是非お受け下さい。
生徒だけでなく、保護者や家族、おじいさん、おばあさん、親戚の皆さんも、一緒にお越し下さい。家庭内感染が一番多いので、家族や親戚が、揃って受けた方が安心です。12歳以上なら、誰でも接種できます。むろん、スタッフや講師、アシスタントも受けて下さい。
デルタ株は、感染力が強いので、ワクチンも絶対ではありません。しかし、ワクチンしてると、感染しても重症化しません。そこで、安心して受験できるよう、徹底的にやるのです。合宿では、参加者全員と、講師とスタッフ、アシスタントとホテル職員の全員に、PCR検査をしました。さらに、抗原検査も徹底したのです。こうした、あらゆる努力をした上で、さらに全員のワクチン接種を進めるのです。
もちろん、ワクチンの副反応を心配し、接種をためらう人もいるでしょう。しかし、副反応に対する、正しい知識と対処法を知れば、心配することはありません。接種後の副反応として、発熱や筋肉痛、倦怠感のある場合が多いのですが、薬もあり、通常は数日で収まります。ですから、接種当日は、安静にして下さい。
また、武田/モデルナ社では、「接種当日の激しい運動は控えてください」と案内してます。しかし、具体的に何日間、どんな運動を避ければいいか、明確な日数は示されてません。個人差があるからです。
しかし、目安は必要です。シンガポールでは、接種から1週間は、激しい運動を控えるよう勧告してます。ワクチンによる炎症が、体内で落ち着くまで、1週間〜10日かかるからです。万全を期すため、1週間〜10日は運動を控えた方がいいでしょう。ワクチン接種後、激しく体調不良になった人は、無酸素運動や、筋トレをやった人がほとんどでした。ここさえ気をつければ、そんなに心配する事はないのです。また、この期間の飲酒や、血圧や心拍数が上下する、有酸素運動も避けましょう。
ワクチンを接種しないほうがいい方もいます。過去に、アナフィラキシーショックを起こした方や、過度なアレルギーのある方、糖尿病など基礎疾患が重い方、過度な肥満の方などです。しかし、それは程度によるので、当日会場で、必ず医師が問診します。その時に確認するので、ご安心ください。
ワクチン接種希望の方は、TEL. 03-5941-2931(株式会社ミスズ ワクチン接種会場)までお電話下さい。予約を受け付けます。3000人分あるので、もれなく接種できるはずです。みすず学苑の生徒や家族、親戚の方は、優先的に接種できるので、必ずそれをお申し出下さい。予約受付時間は、AM10:00〜PM12:00、PM1:00〜6:00です。(8月31日から、予約受付開始)
接種会場は、株式会社ミスズの本社ビル2階です。(東京都杉並区西荻南2-17-8 ミスズビル2階) 接種の時間は、9月1日はPM2:00から。9月2日以降は、AM11:00〜PM1:00、PM2:00〜8:00です。
接種当日は、以下をお持ちください。
①市町村からの接種クーポン券(切り取らずに台紙ごとお持ちください)
②予診票(事前にご記入ください)※予診票は、接種券に同封されています。
③本人確認書類(健康保険証や運転免許証など)
④お薬手帳やアレルギー等の申出メモ(該当する方のみ)
Q34 今年の夏は、「ガリガリ集中セミナー!!!」はあるのでしょうか?
A34 今年も、通い合宿の「ガリガリ集中セミナー!!!」を行います。
昨年は、コロナのために、2学期の授業が変則的に始まりました。そのため、通常の夏期合宿ができなかったのです。それを補うために、通い合宿の「ガリガリ集中セミナー!!!」をしました。今年は、高校の授業は正常化してますが、6年制の中高一貫校などは、8月25日頃から、2学期が始まるところも多いです。21日や28日からもあります。そのため、夏期合宿の後期に、参加できない生徒が増えています。そうなると、勉強量に格差が生まれます。その分の勉強量と、勉強時間を確保するために、「ガリガリ集中セミナー!!!」を開催するのです。
日程は、夏期合宿の後期と同じです。会場は、通学するのに便利な東京駅近くです。
合宿後期は、8月23〜27日の5日間ですが、ガリガリセミナーは、23〜28日の6日間です。そして、8月23、24、25日は、朝9時から夜7時まで行います。しかし、26日以降は、高校が始まるところもあるので、夕方4時から夜7時までにします。夜7時までにする理由は、遠くから来る生徒の、帰宅時間が遅いと危険だからです。その分、合宿より、日程を1日長くします。そして、合宿と同じく、入試典型問題を100題以上解くのです。
こうした日程なので、ガリガリセミナーは、原則として合宿に参加できない、6年制中高一貫校など、8月25日や28日から学校が始まる、現役生のみが参加できます。また、8月22日より早く始まる人は、学校終了後、午後4時以降から参加して下さい。少し割引があります。
「ガリガリ集中セミナー!!!」と、夏期合宿が違う所は、合宿は宿泊代とバス代がかかることです。今年の合宿は、福島県磐梯のホテルで行います。宿泊代には、食費も含まれます。通い合宿のガリガリセミナーは、宿泊代やバス代はかかりません。
しかし、ガリガリセミナーに来る生徒も、朝から夜までだとお腹がすきます。そこで、昼はしっかりめの、美味しい弁当を出します。さらに、夕方5時半から、「ガリガリ軽食タイム」で、美味しいパンと牛乳、おにぎり、バナナ、お茶を出します。さらに、「ガリガリ君」アイスは、毎日食べ放題です。
セミナーは会場を借りるので、会場費や備品準備の費用がかかります。また、講師やスタッフが、毎日往復する交通費もかかります。遠方から来る高齢講師には、会場近くにホテルを取ります。むろん、万全なコロナ対策の費用もかかります。こうした経費が、授業料以外に結構かかるのです。そのため、「ガリガリ集中セミナー!!!」は、6日間で98,000円(税込)です。合宿は、前期が5日間で135,000円(税込)、後期も5日間で135,000円(税込)です。
それでも、実際の効果を知れば、全てが格安なのです。医進系予備校なら、何倍もします。例えば、代ゼミの医学部系は、6泊7日で75〜84万円。その半分の日程もあり、半額にしても37万〜42万円です。また、野田クルゼは、4週間で158万4千円です。2週間なら約80万円です。いま合宿をやるなら、それぐらいはかかるでしょう。ですが、みすず学苑は、前期と後期の両方出ても、10日間で税込み27万円です。つまり、1/3以下なのです。むろん、1クラスや参加人数の差はありますが、いかに、良心的で格安かがお解りでしょう。これは、コストダウン努力の成果です。
その他の予備校は、昨年も今年も、ほぼ100%合宿はしません。コロナ対策に費用と手間がかかり、リスクも避けたいからです。
しかし、みすず学苑は逆です。リスクとは、避けるものではなく、挑戦して打ち勝つものだと考えます。そして、実際に昨年も今年も、リスクに勝ち続け、生徒も受験に勝ち続けてます。ここに、みすず学苑の、生徒を思う真骨頂があるのです。
そんな訳で、費用と手間ヒマをかけ、万全なコロナ対策をします。合宿では、参加者全員がPCR検査を受け、教室も食堂も、飛沫防止のアクリルパーテーションをします。また殺菌、消毒、検温、次亜塩素酸水噴霧など、感染対策機器も完備します。さらに、ソーシャルディスタンスを取るため、参加人数をいつもより若干減らします。その分、昨年より、わずかに高くなりました。約千円のアップです。これも、コストダウン努力の成果です。
それでも、全部出ると、費用がかさむと思うかもしれません。そこで、保護者負担を軽減するため、どこの予備校にもない、みすず学苑だけの特典があります。合宿や講習、ガリガリセミナーの費用は、最大60回の無金利ローンが組めます。60回だと、毎月数千円ずつの5年払いです。一度にかかる経済負担が軽減するので、毎年大変喜ばれます。こうしたローンは、(株)ミスズが、時計宝飾で実績があるからできるのです。なお、合宿の5日前までに入金がない場合は、ウェイティングの人を優先させます。何卒ご了承下さい。
そして、さらに特典として、合宿の前期と後期に出た人は、冬期講習で使えるクーポンを出します。合宿の前期と「ガリガリ集中セミナー!!!」に出た人も、同じ特典があります。 ところで、昨年の「ガリガリ集中セミナー!!!」は、勉強成果も上がり、大変よかったです。しかし、バスで風光明媚な温泉地に行き、5日間籠もって合宿するのは、素敵な非日常の体験です。気持ちが高揚し、やるぞという意欲がみなぎります。それは、講師やスタッフも同じです。また、費用をかけてバスで行くので、来た限りは、成果を上げるまでは帰れない、と思えます。また、いやになっても、そこから逃げられないという、心理学の「締め切り効果」も出ます。さらに、友達や先生、スタッフやアシスタントと寝泊まりし、食事もするので、一体感が生まれます。だから、まるで林間学校にいる気になります。つまり、都会の喧騒から離れた環境なので、ものすごく集中できるのです。それが、合宿の魅力であり、意義なのです。
卒業生に聞いても、「合宿はハードだったけど、逆にそれが楽しく、信じられない成果が出た。だから、青春時代の、良き想い出として残っている。違う分校の、いい友達もできた」と、皆言います。このように、合宿に勝るものはないのです。
しかし、8月25日頃や28日から、授業が始まる現役生は、後期合宿に行きたくても行けません。だから、その救済策として、「ガリガリ集中セミナー!!!」をやるのです。ここでも、合宿とは違う高揚感や、やる気を引き出す工夫をします。いろいろありますよ。ご期待下さい。
Q33 進路講習会で、新型コロナワクチンの集団接種の話をお聞きしました。いまのうちに、ワクチンが打てると、受験期に向けて安心です。もっと、詳しく中味が知りたいです。
A33 感染力の強い、コロナの変異株が拡大しています。受験で不安な中、コロナの心配もあり、ダブルで不安でしょう。みすず学苑では、変異株を甘く見ることなく、今まで以上に、徹底したコロナ対策を研究しています。
その一環で、新たに2つの対策を行います。
ひとつは、学苑長が運営するクリニックで、スクラム社のMicリアルタイムPCR装置を導入しました。これまでも、通常のPCR検査と、神奈川方式のスマートアンプ法の検査は行っていました。しかし、スクラム社の機械は、持ち運びができ、さらに精度が高い検査機なのです。
今年の夏期合宿では、生徒も講師もスタッフも、全員PCR検査をします。陰性の人だけが合宿に参加できるのです。そうすれば、安心です。ホテルの人も、PCR検査をする予定です。検査費用は、すべてみすず学苑が負担します。
しかし、PCR検査をするのは、なんだか面倒でしょう。そこで、面倒がないように、学苑の各校舎で検体を採ります。綿棒で唾液を採るだけの、簡単なものです。数分で終わります。それを、検査会社に送るのです。届けば、1日で結果が解ります。これを、通販式と呼びます。ですが、通販式の問題は、厚労省認可のものがなかった点です。しかし、数ヶ月前に、厚労省認可のものが出たのです。今では、ゴルフのPGA(シニアツアー)や、JGTO(レギュラーツアー)も、全てこれを使っています。だから、受験生や我々も、安心して使えるのです。ただし、合宿参加がギリギリで、通販型が間に合わない場合は、スクラム社の検査機でやります。3時間で結果が出ますから。
このように、なんとしても合宿をやるのは、合宿が、一番実力を伸ばすからです。出ると出ないでは、大きな差がつきます。合宿では、入試典型問題を、必ず100題以上解くからです。合宿後、「日本語を読むように、英文がスラスラ読めるようになった」と、驚く生徒は多いのです。そこで、生徒が安心して、合宿に集中できる環境作りをするのです。
2つ目の対策は、ワクチンです。
学苑長が運営するクリニックで、6月21日から、ワクチンが打てるようになります。これは、ファイザー社のワクチンです。1日6人打てます。65歳以上の保護者や、その家族の希望者は、ぜひお越し下さい。予約して下さい。費用は無料です。(西荻司ビルクリニック https://www.medical.or.jp)打てる年齢も、下がるでしょうから、その都度お知らせします。
さらに、このクリニックと協力し、みすず学苑の生徒(18歳以上)や講師、スタッフ、アシスタント、保護者、そのご家族のために、ワクチンの集団接種を申請中です。これは、モデルナ社のワクチンです。
いま、大企業も大学も、集団接種を始めようとしています。そこで、予備校のみすず学苑も、社会的使命感でチャレンジするのです。また、生徒だけでなく、保護者やおじいさん、おばあさん、親戚の皆さんも、一緒にお越し下さい。すべて無料です。ここまでする理由は、家庭内感染が一番多いからです。家族や親戚が、揃って受けてると安心です。
変異ウイルスが拡大する中、不安が広がります。ワクチンも、絶対ではないですが、ほぼ確実に防げます。受験生の不安を、少しでも軽減できるよう、完璧と徹底を期して、最先端の対策を研究してるのです。詳しくは、またお知らせします。
Q32 ヒストリーチャンネルで、学苑長の番組が流れていて驚きました。これはどういう番組で、いつ見れるのでしょうか?
A32 ヒストリーチャンネルで、学苑長の活動を紹介する番組、「ルネサンス新世界」が5月から始まりました。みすず学苑とは、直接関係ないですが、何件か問い合わせがあったので、お答えします。
以前は、FOXテレビで、学苑長の活動紹介をしていました。しかし、FOXがディズニーに買収されてから、FOXの方針が変わりました。そして、FOXでその番組を担当してた人が、ヒストリーチャンネルに移ったのです。その人は、学苑長の活動に社会的意義を感じ、世界のVIPをうならせる日本人として、人々に紹介したいそうです。日本人が、もっと勇気と誇りをもって、世界で活躍して欲しいからです。それで、ヒストリーチャンネルで、学苑長の番組が始まったのです。
番組内容は、ヒストリーチャンネルが制作してます。学苑長も、関連団体も、内容にはタッチできません。そこに、客観性があるのです。こちらは、素材を提供するだけです。
ドキュメンタリーの2大チャンネルは、「ヒストリーチャンネル」と「ナショナルジオグラフィック」です。ヒストリーチャンネルでは、宇宙人飛来説の番組が、いつも一番人気です。次に人気なのは、戦国武将などの、歴史人物の紹介です。その間や前後に、「ルネサンス新世界」が流れます。
時間は、毎週(火)(木)(土)(日) 12:55、毎週(金) 19:55、毎週(土) 20:55です。5分間の短い番組ですが、この番組宣伝が、何度も流れます。問い合わせた方は、おそらくこれを見たのでしょう。
ヒストリーチャンネルは、基本的に有料なので、ある程度経済力のある、社会的地位の高い人が見ます。しかし、この番組は、無料放送になっています。だから、ヒストリーチャンネルを、契約してなくても見れるのです。関東では、CS2で見れます。
5月は、エピソード1「スポーツの力・ISPS」と、エピソード2「協力の輪を世界に・WSD」を放送しました。現在は、エピソード3「第21回深見東州バースデイ個展」を放送中です。
エピソード1やエピソード2など、放送が終わった番組は、ヒストリーチャンネル公式ホームページ、「ルネサンス新世界」の番組紹介ページで視聴できます。全て無料です。興味のある方はご覧ください。
(https://jp.history.com/rec/renaissance/)
しかし、学苑長は、常に受験生と共にあります。死ぬまで、受験生であり続け、日本や世界のトップをめざし、あらゆる難関に挑み続けています。これらは、それを45年続けた結果です。受験生は、そのチャレンジや継続力だけを受け取り、あとは忘れて下さい。そして、目前の予習、復習、宿題、単語や熟語の暗記に、専念して下さい。これが、学苑長の受験生への願いです。ここを忘れないよう、お願い致します。
Q31 「コロナが怖いから、宅浪する」という、友達が何人かいます。宅浪は、どうなのでしょうか。
A31 今年は、「コロナが怖いから」と、宅浪する人が例年になく多いようです。
しかし、宅浪で成功した人は、受験指導をする中で、44年間一度も聞いたことがありません。宅浪して、現役で通った大学にも、通らなかったケースも多いのです。宅浪で失敗したので、みすず学苑に来ました、という生徒はたくさんいます。
理由は、3つあります。
ひとつは、宅浪だと、生活のリズムと勉強ペースが確立できません。現役生は、毎日通学するので、生活のリズムがつきます。また、毎日授業があるので、勉強量が積み重なっていきます。 しかし、宅浪だと、生活のリズムと勉強ペースが保てないのです。思った以上に、受験の一年は長いのです。受験が終わった直後の、3月や4月は、「来年こそは」と、リベンジに燃えます。しかし、その情熱が続くのは、良くもって1〜2ヶ月です。ゴールデンウィークになると、物憂くウキウキする季節なので、ボンヤリするのです。やる気がなくなり、自分を見失う、俗に言う五月病の季節なのです。図書館に通っても、遊惰安逸に流れ、生活のリズムが狂います。
このように、受験生が緩む時期は、年に3回あります。ゴールデンウィークと夏休みと正月です。だから、みすず学苑では、その時期に学習道場をするのです。全国の受験生は、この時期に緩みますが、みすず生は逆に飛躍します。そして、長時間勉強するのが、苦でなくなるのです。これが、学習道場の成果だと言えます。
第2に、秋から冬になると、孤独と不安の受験パニックが始まります。その時に届いた、模試の結果が良くないと、孤独と不安に加え、恐怖心が芽生えます。 「もう、これ以上浪人できない。まただめだったら、どうしよう。どうしよう、どうしよう」と、木霊(こだま)のように心に響きます。この恐怖心のために、勉強が手につかなくなります。また、何をやっても、「こんなことしてても、無駄じゃないのか。もっと、確実に合格する方法があるんじゃないか」と、迷い出します。それで、ますます勉強に手がつかなくなるのです。自信もなくなり、多くの受験生は志望校を下げます。
44年の経験から言えば、志望校を下げると、テンションも下がります。その結果、下げた志望校にも、通らなくなるのです。だから、みすず学苑では、絶対に志望校は下げません。必ず志望校を受け、無難な大学も受けるのです。それで、今年も、40%があこがれ校に合格しています。当然ながら、実力相応校には必ず通ります。 直前になれば、受験生はパニック状態になります。焦りと不安、恐怖と自信のなさで、何をやっても空回りします。こうして、メンタルで行き詰まるのです。そんな時、予備校の先生や仲間がいると、励まされ、越えられるのです。
特に、浪人生は、「もう浪人できない!」という恐怖心で、ノイローゼのようになります。時間ばかりが、トゲトゲと過ぎ行き、ボーとなって、勉強が上の空になるのです。 第3に、宅浪だと、どこまで勉強したら合格できるのか、その基準がわかりません。自分なりに、一生懸命やっても、一人で太平洋を横断するみたいになります。関東圏の大学も、年々傾向が違います。自分の進路と実力に合わせ、どこを受けたらいいのか、教わらないとわかりません。そんな情報が、たくさんあるのです。
また、英語も数学も国語も、社会や理科でも、学校では教えない解き方があります。難しい問題を、速やかに解く秘訣もあるのです。だから、ベテランの先生に教わるのと、宅浪でやるのとは、かなり違います。限られた一年なのに、もったいないことです。また惜しいことです。みすず学苑では、実力以上の「憧れ校」に合格する生徒が、毎年4割ぐらいいます。6割が、直前まで伸び続けた実力相応校です。それでも、入学当初の偏差値より、20点は上がっています。その上での、実力相応校なのです。それは、44年間蓄積された、受験情報と指導に基づくからこそ、可能なのです。
この3つの理由で、宅浪は勧められません。自己管理がしっかりできる人なら、宅浪で成功したケースもあるでしょう。しかし、そういう人は、おそらく現役で通ってるはずです。 こうした実情を知らず、「コロナが怖いし、予備校は費用もかかるから宅浪する」という、安直な判断をする友達がいたら、本当に気の毒です。みすみす失敗するとわかってるのに、「自分の人生だから、自分で選択すればいい」と、友達に言うことはできません。良心が許しません。だから、この3つの理由で、宅浪は勧められないと、伝えてほしいのです。それは、みすず学苑でなくてもいいのです。ですが、みすず学苑なら、必ず成功させます。最後まで、面倒を見続けます。それだけは、お約束できます。 このように、浪人生は、メンタルのケアと、生活リズムと勉強ペースを作ること、どこまで勉強し、どこを受験したらいいのかを、知ることが重要なのです。合格体験談を見れば、そのことがわかるはずです。
今年も、何があるかわかりません。コロナの変異ウイルスに、昨年以上に打ち勝ち、皆を志望校に合格させるまで、万全の体制で応援します。これが、みすず学苑の変わらぬポリシーなのです。
Q30 1月8日から、首都圏で緊急事態宣言が出ましたが、みすず学苑の直前講習や、授業はどうなるのでしょうか。また、「全集中気にしない呼吸」って、何ですか。
A30 1月8日から2月7日まで、東京、埼玉、千葉、神奈川で、緊急事態宣言が発出されました。この間、みすず学苑はどうするのか、問い合わせをいただきました。結論から言えば、直前講習も授業も、通常通り行います。ですから、全く心配はいりません。
今回の緊急事態宣言は、飲食店の時短営業と、夜8時以降の不要不急の外出自粛が主です。昨年の緊急事態宣言と違い、小中高の一斉休校はありません。共通テストも、予定通り行われます。それも、あと5日弱です。直前に追い上げ、指導が完成する時に、時短はできません。早く帰る努力はしますが、授業が9時まであるのに、8時に時短する事はありません。千葉県では、「不要不急の外出」に、通院、通勤、通学(塾、習い事含む)、買い物は該当しない、と明記しています。そのあり方を、東京、神奈川、埼玉の分校にもあてはめます。
受験生は、入試直前は不安と恐怖と焦りで、パニック状態です。さらに、緊急事態宣言中に、共通テストや入試本番を迎えるのです。今年の首都圏の受験生は、本当に気の毒です。しかし、こういう時にこそ、チャンスが訪れるのです。学力以上に、精神力が試されるからです。そして、両方ある者が完全勝利するのです。
政府としても、受験生が最もナーバスな時に、緊急事態宣言は出したくないでしょう。文科省の通達は、それをもの語ります。しかし、東京は、感染者が4日連続で2000人を超え、感染爆発と言える状況です。だから、やらざるを得ないのです。
ところで、飲食店は、それで時短営業する分、充分な補償金を出せば、なんとかやれるでしょう。しかし、受験生は、かけがえのない一生のチャンスです。これは、補償金では贖(あがな)えません。
だから、みすず学苑は、第1回緊急事態宣言の時も、ずっと開け続けたのです。Q1で詳説しましたが、理由は3つあります。第1に、この時は1000平方メートル以上の学習塾が、休業要請の対象でした。みすず学苑は、どの校舎も1000平方メートル以下です。だから、そもそも特措法の対象外だったのです。
第2に、高3生と浪人生の95%から、「絶対に授業をやってほしい」との嘆願があったからです。第3に、当初の緊急事態宣言は、7都府県だけだったからです。地方の進学校では、普通に授業をしてました。同じ時に、同じ入試を受ける首都圏の受験生だけ、授業がないのは、はなはだ不公平です。それで、みすず学苑は、開け続ける決断をしたのです。
ただし、完璧を期して、あらゆるコロナ対策をしました。その結果、クラスターは発生していません。他の予備校が、オンライン授業に切り替えた時も、全て対面でやりました。夏期講習、夏期合宿、夏期学習道場、冬期講習、冬期合宿、正月学習道場も、万全な対策をしての対面でした。
こんな事ができるのは、みすず学苑のグループに、コロナ対策のスペシャリストがいるからです。各種PCR検査を出張でやれるクリニック。消毒や医薬品、マスクやフェイスシールド、検温機など、すぐ調達できる調剤薬局。外国から、必要なものを輸入する商社など。全て、学苑長が代表なので、総力を上げてやれるのです。
だから、みすず学苑では、生徒や保護者、講師やスタッフも、安心して受験に臨んでいます。受験生は、一層熱心に勉強しています。今後も、みすず学苑は、受験生のために2月、3月のギリギリまで、通常の指導を続け、面倒を見続けます。
首都圏の受験生は、緊急事態宣言下でない他県に比べ、メンタルのハンデがあります。しかし、みすず学苑の生徒は、コロナ禍で戦い続けたメンタルを発揮すべきです。すなわち、対策を万全にして、コロナや受験を1ミクロンも恐れず、心配すべきではないのです。恐れと心配こそが、心に鬼を生むのです。これを克服できたら、無敵の受験生になります。これが、「全集中気にしない呼吸」です。「全集中紙の呼吸」と、「全集中気にしない呼吸」が、みすず鬼殺隊受験生の、本番に向かう呼吸です。入試の本番で力を振るう、この呼吸で受験に完全勝利しよう!
Q29 「全集中紙(かみ)の呼吸」とは何ですか。
A29 「全集中紙の呼吸」とは、学苑長が名付けた、みすず学苑の新合言葉です。
ゾーンに入ると、自分が答案用紙か、答案用紙が自分か区別がなくなります。自他同一、一体不二の境地です。すると、あたかも、答案用紙が呼吸するごとく感じます。この、答案用紙と人が一体になった境地が、「全集中紙の呼吸」なのです。
入試問題を解き続けると、余計なことを考えなくなり、問題を見た瞬間に、ゾーンに入ります。特に、制限時間を決めると、すぐにゾーンに入ります。そうなれば、満点近い点が取れるのです。
ところで、禅では悟りを開くことを、「見性(けんしょう)」と言います。臨済宗中興の祖、白隠(はくいん)は、「大悟徹底すること七度八度(ななたび やたび)。小悟徹底すること枚挙に暇(いとま)なし」、と言いました。ある時、白隠が法華経を学んでいると、庭で鈴虫が鳴いてました。そして、鈴虫が鳴いてるのか、自分が鳴いてるのかわからなくなります。やがて、虫と自分の呼吸が一体となった時、分別の知恵を超えた、大きな見性を得たのです。それが、大悟徹底です。見性とは、一度ではなく、何度もするのが本当です。その度(たび)に、悟りは深くなり、境地が広がるのです。「大悟徹底すること七度八度(ななたび やたび)」の真意は、ここにあるのです。白隠は、この時、滂沱(ぼうだ)の涙が出て、三日三晩涙が止まらなかったそうです。法華経を説いた、お釈迦様の境地と一体になったのです。
ところで、「鬼滅の刃」の呼吸とは、鬼を倒すための武力や、超能力のためのものです。これは、気功や気功を取り入れた中国武術、また古武道をヒントにしたものでしょう。しかし、日本の武術は、気功より臨済宗の禅と結びついてます。それを、「剣禅一如」と言います。有名なのは柳生宗矩(やぎゅう むねのり)の師、沢庵禅師です。彼の語録、「不動智神妙録」には、剣禅一如の本質が説かれています。
学苑長は、臨済宗東福寺派の管長(故)福島慶道禅師から、「大岳」の居士名を授かりました。福島管長に会うと、趙州禅師の「趙州録(じょうしゅうろく)」で、何時間も話が尽きなかったのです。二人とも、「趙州録」が大好きだからです。それだけ、学苑長は、あらゆる語録を読破し、臨済禅に精通してるのです。白隠全集13巻も、何度も通読しています。だから、福島管長は、「今東福寺派には、50以上の空寺(あきでら)があります。あなたがその気になれば、いつでも、どこの寺でも差し上げるので、その住職になって下さい」と、言われたそうです。学苑長は、出家してないので「居士」ですが、出家すれば、「大岳禅師」なのです。学苑長はその道を選ばず、予備校をやり、受験生に喝を入れ、43年間育ててるのです。
また、学苑長は、30代に極真空手の創始者、大山倍達さんと対談しました。大山さんは、「自分ではない自分から、ぱっと拳が出る。無意識の自分が、意図せず出した一撃が、相手を倒す」と解説してました。
これは、深い部分もゾーンに入った、真の全集中と言えます。剣禅一如も、まずはここをめざしてます。「鬼滅の刃」の全集中の呼吸も、単なる呼吸ではなく、超越した内奥の呼吸でしょう。剣禅一如の、真髄に近づくものです。沢庵禅師は、それを「全用」と呼び、無意識のうちに全てが動き、攻撃も防御も一体となり、敵を倒すと言います。実は、鬼殺隊もこれをめざし、これに秀でた者が、「柱」になるのでしょう。
受験生も、莫大な訓練を経て、全身が集中状態になると、瞬時に解答が見えます。そういう時は、英語でも数学でも、完璧答案が書けるのです。難関校トップ合格の人から、そういう話はよく聞きます。これを目指すのが、みすず学苑の「全集中紙の呼吸」なのです。
誰よりも早く、誰よりも多く、眼前の問題を解き続ける。理屈を超え、そこを目ざす時に、一番実力がつくのです。受験生も、高1、高2生も、高い志をもつ炎の呼吸。そして、全集中の紙の呼吸を会得しよう。難関校に、トップ合格するために。
Q28 コロナ第3波で感染が増えていますが、飲食と会食での感染が多いと聞きます。冬期合宿で、食事時の感染が心配です。
A28 ご心配はもっともです。コロナ第3波の真っ只中なので、冬期合宿では、夏の合宿以上の対策をします。
第2波の時は、三密の密集、密接、密閉が大切で、ソーシャルディスタンスや換気が強調されました。第2波から第3波にかけては、思った以上に唾液にコロナウイルスがいて、マスクの有用性が強調されました。そして、食事中はマスクができないので、前後左右のアクリル板が有効だとされます。そこで、我々は、もっと進化した形で準備しました。
食事時の飛沫感染を防ぐため、食堂の席は、横並びに一列で座る「スクール形式」にします。全員、窓に向かって座るのです。窓の外には、夢とロマンと合格の栄光が輝きます。そして、隣の生徒とは約 45 センチの間隔をあけます。
さらに、隣の生徒との間に、「飛沫防止パネル」を設置します。これで、正面からも横からも、飛沫の心配はありません。無論、次亜塩素酸水の噴霧もガンガンにやります。手の消毒、うがいでの消毒も徹底します。なによりも、クラシック音楽を聞きながら、全員が窓外のロマンを見てるので、会話が弾まず、飛沫が飛ばないのです。
さらに、授業で大きな声を出す講師、生徒指導で声を出すアシスタントやスタッフは、全員 PCR 検査をして参加します。無論、費用は全て学苑負担です。全生徒に PCR 検査は不可能です。しかし、どこかにもし感染者が居たとしても、完全に封印してるので安心です。
保健所の定義する濃厚接触者は、(1)マスクをしない状態で、(2)1メートル以内で、(3)15 分以上話をする、の3つが重なる状態です。みすず学苑では、授業も講習も、合宿も全員キッチリマスクをします。だから、ずっと濃厚接触者はゼロなのです。しかし、マスクをはずす食事時が危険なので、ここを完全封印するのです。ですから、安心して食事が楽しめます。
朝食と夕食は、ビュッフェで取り放題です。昼は丼もので、味噌汁やサラダ、デザートなどが日替わりで付きます。
ビュッフェコーナーに入る時は、全員ビニール手袋とマスクをしてもらいます。ビュッフェの入口に、新しい手袋を用意します。マスクは、各自のマスクをお使いください。また、手袋を外す時に、ウイルスがあれば拡散します。ですから、外す時は毎回スプレー消毒するのです。スプレーも用意します。
このように対策しています。ですから、全く心配せず、勉強に集中して下さい。座席の配置と、飛沫防止パネルのイメージ図も添付します。

食堂の座席配置です

食堂に設置する「飛沫防止パネル」
(中央の白い衝立です)

「飛沫防止パネル」は、隣の顔が見えない高さです。
安心して食べられます。窓の外には、夢とロマンと合格の栄光が輝きます。
Q27 新型コロナの新規感染者が、なかなか減りません。秋以降はインフルエンザも流行りますが、コロナと同時感染すると、重症化の恐れがあると聞きます。感染経路では、相変わらず家庭内感染が一番多いですが、家に高齢者もいるので、今後ますます心配です。
A27 Q25でも説明しましたが、新型コロナとインフルエンザの、同時流行を心配するお気持ちはよくわかります。今のところ、インフルエンザ患者は、例年より大幅に減っています。コロナ対策で、うがいや手洗いなどを徹底したことと、外出自粛の影響だと言われます。しかし、秋以降はインフルエンザが本格化するので、いっそうご心配でしょう。
まずは、良くインフルエンザにかかる人は、インフルエンザワクチンを打つことです。これも絶対ではないのですが、安心です。インフルエンザの発熱が、コロナの発熱と似てるので、自分も家族も医者も恐れるからです。
みすず学苑では、全校舎で次亜塩素酸水を噴霧してますが、次亜塩素酸水は、インフルエンザやノロウイルスにも有効です。これは、以前から実証されていることです。
また、先日の夏期合宿では、全ての教室や食堂、100近い宿泊部屋全てに、次亜塩素酸水の噴霧器を入れました。その結果、意外なことが起きました。毎年合宿では、途中で具合が悪くなったり、病院に行ってカムバックする生徒が、10人前後います。ところが、今年の合宿では、そんな生徒がゼロだったのです。講師も、スタッフも、アシスタントも、「今までで一番いい合宿だった」と、驚いてたのです。
例年との大きな違いは、次亜塩素酸水の噴霧の徹底です。また、往復のバスと食事時に、会話による飛沫感染を防ぐため、クラシック音楽を流したことぐらいです。次亜塩素酸水の噴霧で、あらゆるウイルスを撃退し、ぐっすり眠れた効果でしょう。これなら、インフルエンザも撲滅でき、受験生を春まで守れる自信がつきました。
また、アメリカでは、米国大統領のコロナウイルス特別調査委員会メンバーや、専門家の円卓会議が、コロナ対策に、次亜塩素酸水が有効だと報告してます。特に、空間噴霧を推奨してるのです。イギリスでも、政府が公共の場で、次亜塩素酸水を噴霧する試験を始めました。資料として、巻末に記事を添付します。 中国でも、中国民間航空局で、次亜塩素酸水の使用が許可されています。
もともとは、日本発祥の技術です。ところが、日本ではメディアの誤報と、政府の誤った判断で、学校や自治体から、次亜塩素酸水噴霧器が撤去されました。その数は、百万個以上にのぼります。撤去せず使っていれば、これほど感染は広がらなかったでしょう。本当に、誤報を流したNHKの責任は重大です。
しかし、今後は海外の事例を見て、日本でも次亜塩素酸水が見直される可能性があります。すると、また噴霧器が品薄になるので、今のうちに持っておいたほうがいいでしょう。特に、高齢者の部屋は、噴霧機があると安心です。噴霧を直接吸い込んだり、顔に直接かけなければ、健康上は全く問題ありません。機械もいろいろありますが、ずっと噴霧し続けるタイプではなく、インターバル機能付きで、数分おきに噴霧したり止める機械がお勧めです。みすず学苑の校舎の他、数千人規模の展示会やセミナーで、半年間使い続けた実感です。
ご希望の方は、自分で直接注文して買って下さい。それが面倒な人は、みすず学苑で使ってる、一番いい品質の次亜塩素酸水や噴霧器をお分けします。東京都のベンチャー技術大賞奨励賞を受賞した、オリジナルメーカーのものです。どなたにでも、定価の1割引でお分けします。興味のある方は、校舎のスタッフにお問い合わせください。
東京も全国的にも、ピーク時に比べると、感染者は減りつつあります。しかし、ウイルスは定期的に変異しており、第3波、第4波がくる可能性もあります。そして、すでに第3波が来てるのです。これは、春から予測されてた事です。何も、驚く事はないのです。キチンと対応すれば、安全に超えられます。コロナとの戦いは長丁場です。ずっと、油断はできません。そして、受験まであと約3ヶ月です。校舎でも家でも、生徒には安心して勉強に集中してほしいです。
受験も、いろいろな情報に惑わされず、明るく前向きに、王道に専念して下さい。すると、必ず合格します。秋になると、精神が落ち込みやすく、受験生はメンタルがやられます。これを克服して、打ち勝つための冬期講習や、合宿、道場の紹介をしました。学苑長のヒネリにヒネッた、今年の冬期講習や合宿や道場はすごいのです。Q&Aで紹介した内容は、こういうコンセプトに基づくものだったのです。
Q26 「ガリガリ集中セミナー!!!」では、お弁当が美味しかったです。みすず学苑は、お弁当のセンスがいいですね。「ガリガリ君」もかなり食べましたが、「雪見だいふく」や「ピノ」、「ハーゲンダッツ」もいいなと思ってました。冬期講習も合宿もアイスが楽しみです。みすず学苑は、なぜこんなに食べ物に凝るのでしょうか。
A26 受験生は、メンタルが大事です。お小遣いで買う美味しい食べ物が、無料でもらえるとテンションが上がります。特に、入試が近づく冬は、不安で神経がイラつきます。そんな時、好きなアイスクリームを食べると、気持ちが落ちつきます。そこで、冬期講習では、「コロナに勝つ! アイス作戦」をするのです。
冬期講習(1期~8期)で5講座以上受けると、講習期間中、毎日アイスがもらえます。ラインナップは、冬のアイスクリームと言われる「雪見だいふく」、「ピノ」、「ビスケットサンド」、そして「ハーゲンダッツ」です。このうち、どれか1個が毎日もらえるのです。1期間中に、1回はハーゲンダッツが出ます。
こうして、冬期講習でしっかり勉強すると、「雪見だいふく」が「合格見だいふく」になります。
「ピノ」は、「ピノ遠くなるような勉強をしてきたから、必ず合格するんだ!」と確信できます。
また、「ハーゲンダッツ」を食べると、「今まで一生懸命ハーゲンだっ、つーの!」という、自信が涌きます。こうして、明るく冬を超えるのです。
ハーゲンダッツは、8種類用意します。まずは、人気の6種類「クッキー&クリーム」、「マカデミアナッツ」、「バニラ」、「ストロベリー」、「グリーンティー」、「ラムレーズン」です。これに、クリスピーサンド「ザ・キャラメル」と、「バニラチョコレートマカダミア」バーを加えます。1期から8期まで、毎回違うものが出るのです。いつ、どれが出るかは、当日のお楽しみです。このワクワク感が、入試の恐怖を和らげ、気持を前向きにするのです。
講習を申し込むと、「アイス引換券」がもらえます。
また、冬期講習中は、みかんでピラミッドを作り、「みかん食べ放題」をします。休憩時間にみかんがあると、テンションが上がります。そして、ビタミンCや糖分を補給するのです。なお、みかんをこっそり持ち帰るのは禁止です。これは「ルパンの娘」として、江戸引き回しの上、磔獄門(はりつけごくもん)風に、チョッピリ頰をツネリます。毎日あるので、その場でガンガン食べて下さい。
クリスマスの3日間(12月23日、24日、25日)は、クリスマスケーキが出ます。この3日間に受講する、講座数のケーキが食べられます。その分、この3日間はアイスがありません。糖分の取り過ぎになるからです。
この3日間に受講する講座がない生徒も、学苑に来れば、必ず1個は食べられます。来たら、自習室で勉強できるので、有意義な1日が過ごせます。
12月26日~12月29日は、冬期合宿があります。冬期合宿も、毎日ハーゲンダッツがもらえます。そして、みかん食べ放題です。りんご、バナナも食べ放題にします。これも、家にこっそり持って帰ると、「ルパンの娘」の仕置になります。
また、12月30日〜1月3日は、正月学習道場があります。学習道場では、元旦に「おしるこ」が出ます。「みかん」も、一人3個もらえます。さらに、元旦を祝い、一人一個のハーゲンダッツがもらえます。元旦から勉強する子には、食べ物のお年玉がもらえるのです。
冬が来ても、不安と恐怖で空回りすることなく、アイスとみかん、ケーキとおしるこでテンションを上げ、明るく頑張りましょう。

12 月 23、24、25 日の3日間は、クリスマスケーキが出ます。食べ切れない場合は、家に持って帰っても OK です。

冬期講習と冬期合宿中は、みかん食べ放題もあります。さらに合宿中は、りんご、バナナも食べ放題になります。
正月学習道場(12 月 30 日〜1月3日)では、元旦に「おしるこ」が出ます。みかんが、一人3個もらえます。さらに、ハーゲンダッツが一つもらえます。元旦から勉強する子には、食べ物のお年玉がもらえるのです。
Q25 北海道や東京など、コロナの感染者が急増し、「コロナの第3波が来た」と言われています。受験本番が近づく中、どうしたらいいのか心配です。
A25 心配になるお気持ちはわかります。北海道では、11 月 5 日から7日連続で、コロナ感染者が 100 人を超えました。そして、11 月 17 日に「不要不急の外出自粛要請」が発表されました。東京も、11 月 11 日の感染者は 300 人を超えています。重症者は多くないですが、冬に向けて、もっと増えてくるでしょう。
我々に必要な事は、いたずらに恐れることなく、なぜ冬に増えるのか。どうすればいいのかを、冷静に判断する事です。
冬に感染者が増える理由は、2つあります。湿度と気温です。湿度が下がって乾燥すると、口からウイルスが入りやすくなります。また、乾燥して飛沫が小さくなり、拡散しやすくなるのです。
ところで、気温が下がると、部屋に閉じこもり気味になり、換気をしなくなります。だから、気温が1度下がると、感染率が3%上がると言われます。それで、冬のコロナ対策には、気温と湿度を上げる事が大切なのです。
まず湿度を上げるには、加湿器を置くことだと言われます。喉がしっとりし、感染リスクが下がるからです。また室内温度を上げると、部屋が暖かくなり、換気しやすくなります。免疫力も上がります。
こうした報道を受け、みすず学苑では、すべての教室に加湿器を置く準備をしました。しかし、強力に効いてる次亜塩素酸水噴霧と、矛盾しないかをハセッパー技研に確認しました。すると、次のような回答でした。
みすず学苑で使っている、次亜塩素酸水の噴霧器は、もともとは加湿器として開発されたそうです。加湿器の問題は、ずっと使ってると水が腐り、そこからウイルスや雑菌が発生することです。そこで、安全でクリーンな加湿器を作ろうと、研究を始めたそうです。ウイルスも雑菌も、発生しない加湿器を作ろうとしたのです。インフルエンザやコロナウイルス、また花粉症にも効くというのは、あとから実証されたことです。
みすず学苑では、全教室に、すでに次亜塩素酸水の噴霧器を置いています。ですから、改めて加湿器を置く必要はないのです。同時に、インフルエンザも発生しにくい効果があります。 もうひとつは、温度を上げることです。
温度が下がると換気を怠り、免疫力が落ちると言われています。しかし、実験結果では、温度はコロナとは直接関係ないようです。真夏の暑いブラジルやイタリアでも、感染は広がったからです。また、寒いアラスカや北欧が、感染率が高い訳でもなかった。
本当は、部屋に閉じこもって換気しなくても、次亜塩素酸水を噴霧すると、基本的にウイルスを撃退してくれます。過去の Q&A でも書きましたが、科学的な実験結果が続々と出てるのです。
最近は、アメリカやイギリスでも、次亜塩素酸水の噴霧効果に着目し、採用され始めました。Q&A の 27 で、詳しく紹介します。この技術発祥の日本が、誤報と認識不足により、100 万台以上の噴霧器を撤去し、感染が拡大してるのは、本当に残念な事です。感染におびえる、日本国民がかわいそうです。
これらを踏まえ、みすず学苑では、一層万全な対策をめざし、教室の室温を少し高めます。暑過ぎると、のぼせて勉強に集中できないので、適度に暖かくします。
温度と湿度の問題は、このように克服します。ですから、ご安心下さい。
しかし、家庭や学校、通学での感染は、どうする事もできません。冬に感染が増える理由を、科学的に正しく理解し、甘く見ないことです。入試本番まで、しっかりマスクをし、手洗いを励行しましょう。帰宅したら、うがいも忘れない事です。みすず学苑では、ポイックウォーターという、うがい用の次亜塩素酸水を使っています。スカッとして、インフルエンザにも効くので、お勧めです。家では、是非、各部屋に加湿器を置いて下さい。長期でなければ、バイ菌は大丈夫です。次亜塩素酸水噴霧器を置くなら、それがベストです。
ところで、感染者が出たとしても、みすず学苑はしっかり対応してるので、濃厚接触者はゼロというのが、保健所の見解です。なぜなら、最近の濃厚接触者の定義が、マスクなしで、1m 以内で、15 分以上会話した人、だからです。みすず学苑では、講師も生徒もスタッフもアシスタントも、マスクやフェイスシールドを徹底しています。そのため、感染者が出たとしても、濃厚接触者なしというのが保健所の見解なのです。
もし感染者が出ても、学苑長が経営するクリニックから、その日の内に医師と看護師が校舎に行き、クラスメイトや関係者全員の PCR 検査をします。保健所よりも、敏速で厳しい基準により、1日でクラスター発生を防ぐのです。これは、神奈川県が採用する、「スマートアンプ方式による」PCR 検査です。この検査のメリットは、どこにでも出かけ、その場で検査できることです。また、30 分から1時間で結果が解ります。費用は、全てみすず学苑が負担します。だから、安心して、教室で検査して下さい。口の唾液を綿棒で採るだけなので、非常に簡単です。コロナやクラスターの心配や恐れを、1日でなくす事が大切なのです。
過度に恐れず、完璧に対応し、積極的に勝つのがみすず学苑のポリシーです。だから、みすず学苑では、どんな時にも勉強ができると、保護者からも生徒からも、本当に喜ばれています。冬期講習、冬期合宿、正月学習道場、直前講習と続きますが、来年3月まで責任を持って指導します。コロナをよく研究し、最新の対策を徹底することで、with コロナの時代を雄々しく乗り切るのです。
Q24 最近は、新型コロナの感染経路で、家庭内感染の割合が高くなっています。特に、高齢者が家にいる場合は、重症化を恐れる保護者の方も多いようです。私の家にも、高齢者がいるので心配です。
A24 家庭内感染を恐れる気持ちはよくわかります。都内で働いてる家族がいると、家庭内感染のリスクは高まります。特に、家に高齢者がいると、重症化しやすいので不安でしょう。
2020年9月9日時点で、第2波と言われる東京や全国の感染状況は、鎮静化しつつあります。とは言え、秋以後の第3波や4波も考えられるので、油断はできません。また、インフルエンザの季節と重なるので、見分けがつきにくく厄介です。
みすず学苑では、その両方に利く伝家の宝刀があります。まるで、「鬼滅の刃」の炭治郎の持つ、日輪刀のようです。それが、次亜塩素酸水の徹底噴霧です。校舎でも合宿でも、全部屋で使っています。また、「接触感染対策テープ」など、あらゆる対策を統合して実施しています。その結果、3月から現在まで、一人の感染者も出していません。
しかし、我々がどんなに対策をしても、これだけ家庭内感染が増えると、完全には防ぎ切れません。それで、もし生徒がどこかで感染した場合、感染拡大を即時に防ぐ準備をしています。
Q10でも書きましたが、学苑長は医療法人社団の名誉会長や、調剤薬局も経営しています。クリニックには、名古屋大学医学部卒業の医師や、三重大学医学部卒業の医師、また、済生会病院の元看護師長など、優秀な名医や看護師が常勤しています。
そして、このクリニックでは、新型コロナウイルスの検査ができます。新型コロナウイルスの検査方法は、今のところ4種類あります。そして、このクリニックは4種類の全てができます。それは、学苑長の指示と決断、実行力によるものです。
1つは、通常のPCR検査です。1日約30人検査できます。
2つ目は、「神奈川モデル」と言われる、スマートアンプ法のPCR検査です。スマートアンプ法の利点は2つあります。まず、アタッシェケース型の検査機器で、持ち運びができる事。そして、検査結果が約30分でわかる事です。この機械も、クリニックには2台あります。もちろん、保健所の許可を得て検査するのです。
3つ目は、抗原検査です。抗原検査は、機械の納入待ちですが、10月からできるようになります。抗原検査の良い点は、30分ぐらいで結果がわかる事です。また、検査が簡単です。ですが、機械が繊細なので、動かせないのです。また、PCR検査より若干精度が落ちます。それでも、陽性かどうかすぐにわかります。抗原検査で陽性なら、確実に陽性なのです。だから、素早い対策が取れるのです。症状があるのに陰性なら、PCR検査で再検査する必要があります。
4つ目は、中国でよく使われている、自分で検査できる簡易キットです。非公認ですが、ある程度の精度はあります。これで陽性なら、間違いなく陽性です。ですから、やはり敏速に対処できるのです。陰性でも、気になる症状があれば、PCR検査を受ければいいのです。
もし、生徒がどこかで感染したら、症状が出た日から2週間さかのぼり、同じ教室だった生徒や講師、アシスタントやスタッフを、すぐ検査します。便利さとスピードを考えたら、10校舎に医師と看護師を即日派遣し、教室でスマートアンプ法のPCR検査をします。遅くとも、翌日には結果が出ています。保健所には、既に連絡済みです。これが、感染拡大を1日で止める、我々の対処法なのです。
コロナと共に生きる、withコロナの時代です。家庭内感染が増える中、我々はどこで感染するかわかりません。だから、万一の時は迅速な対応がとれるよう、こんな準備をしてるのです。
知っておくべき事は、仮にコロナに感染しても、10代で重症化した人はゼロです。生徒は10代なので、感染しても適切に隔離し、家でしっかり勉強すればいい。また、一度感染して復活した人は、免疫抗体ができます。だから、原則として再感染せず、人に移す事もないのです。それで、一番安全な人になります。だから、大きな心配は要らないのです。
しかし、受験生はメンタルがなによりも大切です。感染した生徒がいると、周りも動揺します。ただでさえ、秋から冬にかけては、不安と恐怖で空回りする時です。すぐに検査して陰性なら、安心して勉強に集中できます。このように、生徒の安心のために、万全の態勢を整えているのです。
Q23 Q21 で、合宿のコロナ対応を説明しました。これを見て、保護者の方は安心されたようです。生徒からは、「いろいろ気をつけないといけないので、大変そう」とか、「バスでフェイスシールドと、フェイスカバーをするのは暑苦しそう」とか、「大浴場の湯船にザブンと入って、リラックスしたかったのに、シャワーだけなので残念」、「シャワーだけだと、体が冷える」という、声がありました。
A23 保護者としては、合宿に行って勉強してほしい。けれど、感染はさせたくない。これが、本音でしょう。だから、具体的な対策を知って、皆さん安心した そうです。
しかし、生徒は「大浴場でリラックスしたかった」とか、「シャワーだけだと体が冷える」とか、「バスでフェイスシールドと、フェイスカバーをするのは暑苦しそう」という、不自由さを残念がります。その気持は、良くわかります。マスクは暑苦しいですが、講師が使ってるフェイスカバーは、クールで通気性がよく、着けても楽です。すぐに、鼻も出せます。だからマスクでなく、これにしたのです。
お風呂も、湯船に入ると体が温まり、リラックス効果もあります。生徒の言うのは、本当にその通りです。しかし、コロナの感染者が激増してる中で、これをどう判断するかです。
保護者と生徒の希望を、満たしたいのはやまやまです。しかし、コロナが蔓延する、非常事態の中での合宿なので、安心を第一にせざるを得ません。そこで、学苑長の小さな決断です。不自由を不自由と思わないよう、合宿のバスに乗る時、駄菓子セット袋を全員にプレゼントします。これは、学苑長の愛です。「どんなに辛くても、くじけそうでも、最後に愛は勝つ」という、有名な歌があります。我々は、「どんなに不自由でも、体温下がっても、最後に愛の駄菓子で勝つ」です。これで、合宿に臨みます。
駄菓子袋の中には、「うまい棒」や「ベビースターラーメン」、「よっちゃんスルメ」など、16 種類入ってます。これを、ボチボチ食べながら、クラシックを聴くのは、友達との会話より楽しいでしょう。
バスでのクラシックは、よく眠れるベートーベンの「田園」や、ビバルディの「四季」、スメタナの「モルダウ」です。学苑長の作曲したピアノ曲集も、気持ち良くリラックスできます。寝すぎるようだと、ドボルザークの「新世界」で起こします。食事の時のクラシックは、全てモーツァルトです。気持が明るくなり、食事が進むでしょう。
ところで、ガリガリセミナーの賞品のお菓子は、全国で有数の銘菓ばかりです。一方、バスで食べるのは、ロングランの駄菓子です。駄菓子には、かわいさと美味しさ、少年時代のノスタルジアがあります。「うまい棒」や、「ベビースターラーメン」は有名ですが、誰も知らないメーカーも入ってます。無名でも、それなりに美味しいから、永らえてるのです。学苑長も、そういう駄菓子が愛いとおしく、大好きです。
駄菓子のセット袋は、行きも帰りも全員にプレゼントします。写真も紹介します。コロナで不自由な分、駄菓子で楽しんで下さい。それは、女子プロゴルファーの渋野日向子が、駄菓子を頬張りながら、全英女子オープンで優勝した 感じです。受験生も、駄菓子を頬張りながら、合宿の不自由さに打ち勝って下さい。そして、こんな時期に合宿があるだけありがたい、勉強できてありがたい、保護者の出費がありがたいと、感謝してチャレンジして下さい。

ところで、Q22 では、次亜塩素酸水について詳説しました。あとで知りましたが、「月刊 Hanada」9月号で、奈良林教授が、学苑長と同じことを言ってたと聞きました。保護者の方には、すでに紹介しましたが、ぜひお読み下さい。
次亜塩素酸水が廃止された経緯が、わかりやすく書かれてます。メディアの誤報と、官公庁がいかに信じられないかが、よくわかります。そして、学苑長と同じ論点ですが、角度が違います。学者の立場と、実業家で教育者でもある学苑長との、立場の違いです。
世間では、コロナ感染は広がるかも知れませんが、みすず学苑では、絶対に広がらない信念を持ち、あらゆる対策をしてるのです。

合宿のバスでプレゼントする、駄菓子セット袋です。
1袋に 16 種類入ってます。これを行きに1袋、帰りに1袋プレゼントするのです。
Q22 高2生の保護者から、こういう質問がありました。「次亜塩素酸水の噴霧をやめて下さい」との要望です。それは、以下の理由からです。
  • (1) 次亜塩素酸水のコロナへの有効性は認められたが、噴霧器で使う安全性は認められていない。
  • (2) 国が認めていないものを使い続けるのは、いかがなものか。
  • (3) そちらのクリニックの専門家が検証してると言いますが、それは個人の医師の見解です。
  • (4) 次亜塩素酸水の噴霧器の安全性が確認されるまで、使うのをやめて下さい。
A22 この保護者の方は、まじめで、良心的な国民だと思います。また、NITE(ナイト)の報告も読み、Q&Aも読まれてるそうです。
しかし、誤報と取材不足から、全国の学校や職場で次亜塩素酸水の噴霧をやめてから、どうなったかです。 
7月7日まで、東京都では6日連続で、100人以上の感染者が出ました。また、過去最多の、1日200人以上の感染者が連続してます。7月17日には、293人と、最多記録の更新が続きます。東京の五区やその周辺では、小学校での感染者が続いてます。1日の感染者が200人の時や、緊急事態宣言の時でも、小学校の感染者はほとんどいなかったのにです。
理由は明らかです。小学校で、次亜塩素酸水の噴霧器を使う予定のところが沢山あったのに、噴霧を取りやめたからです。
北海道大学の玉城名誉教授が、コロナ対策の切り札の次亜塩素酸水が普及しないと、感染は広がるだろうと危惧した通りです。今まさに、それが起きてるのです。
高2生はまだ余裕がありますが、高3と浪人の受験生は、1月の共通テストまで6ヶ月もありません。感染者が増え続ける中で、いかに受験生を守るかが、我々の喫緊の課題です。これが、いま直面する現実です。この現実を知れば、次亜塩素酸水の噴霧をやめる訳にはいきません。
実際に、次亜塩素酸水を5ヶ月近く使ってますが、一人の感染者も出していません。健康に障害を来した人もいません。空気がきれいになり、気持ちがいいと皆言ってます。
研究者たちも、医学的には問題ないと言ってます。ただ、経験則として、噴霧を直接吸い込むと、喉が少し腫れ気味になります。塩素アレルギーの人は、炎症が起きる可能性があります。また、6ヶ月間、自宅の部屋でずっと噴霧し続けると、喉の粘膜が腫れる場合もあります。ですが、授業の時だけ噴霧する分には、全く問題ありません。以前の、Q&Aで答えた通りです。
そもそも、健康障害の第一は、コロナに感染することです。一人感染すると、本人も同級生も講師も、家族や友人も、しばらく隔離になります。すると、本人もクラスメイトも、メンタルのダメージを受けます。勉強する気にもならないでしょう。6ヶ月しかない受験生にとって、それは致命的なダメージです。それを考えると、一層噴霧をやめるわけにはいきません。つまり、いろいろ議論はありますが、現実を見れば、次亜塩素酸水噴霧を中心とした、万全の対策しかないのです。建前論よりも、本音の現実論を優先させるわけです。
ところで、夜の街で感染が増えています。しかし、ホストクラブも、政府のガイドラインを守り、万全のコロナ対策をしています。それなのに、クラスターが発生してるのです。政府のガイドラインには、次亜塩素酸水の噴霧が欠けてるからです。
例えば、ガイドラインが勧める換気の徹底です。空中に浮遊するマイクロ飛沫や、そこにいるウイルスは出て行きます。しかし、コロナウイルスは床や机、椅子などの、表面に付着する方が多いのです。最長、7日間生きてる事もあります。これは、換気だけではなくなりません。ところが、次亜塩素酸水を噴霧すると、噴霧した粒子が重力で下に落ち、1分でコロナウイルスは死滅するのです。これは、科学実験で証明された事です。
ところで、国が認めてないものを使うのはどうか、との議論です。これは、冷静に考えたら解ります。「国が効果を否定してないものを、使うと悪いのか」です。また、「国が法的に禁止してないものを、使うと何が悪いのか」です。何も悪くありません。何も罰せられません。ただ、気持ちがスッキリしないだけです。
そもそもの議論をします。薬局に行き、いろんな薬を買って下さい。厚労省の認可した薬は、必ず副作用が明記されてます。アレルギーが出るとか、吹き出ものが出たり、嘔吐がしたり、発疹が出たり、下痢したり、微熱が出たり、体調不良や肌に合わない時は、すぐに使用をおやめ下さいと、書かれてあります。また、妊産婦や高血圧、感染症で発熱してる場合の使用は、おやめくださいなどと明記されてます。そして、使用の際は、医師と相談の上、適量を守ってお使い下さいとあります。これが、国が認めた薬です。つまり、薬とは基本的に全て毒なのです。100%副作用があるのです。それを適切な量で用いれば薬となります。効能と同時に、どういう患者に、どんな副作用が起きるかがわかってから、認可を出すのです。完全に無害な薬は、地上に存在しないのです。
次亜塩素酸水も、まだ副作用を具体的に、細かく治験する症例が少ないので、認可されないのです。しかし、それに対し、多くの科学者や教授が反論しています。そもそも、次亜塩素酸水は薬ではなく、消毒薬でもないのです。また、噴霧を有害だと証明する、科学的根拠やデーターはありません。ここが、科学者が反論するポイントです。
科学的に、否定も肯定もできない政府に対し、多くの科学者たちが、科学的実験を繰り返し、有効性を証明し、人体に無害である事を証明しています。どちらを信じるのですか。政府の見解や厚労省の見解とは、そもそも何ですか。そのまま信じられますか。
この保護者の方は、まじめで善良な国民であり、ご意見はもっともです。しかし、学苑長は、国策捜査で冤罪をかけられ、13年間戦って、高裁で完全無罪を勝ち取った人物です。厚労省の村木元局長も、小沢一郎さんも国策捜査の冤罪でした。佐藤優さんや鈴木宗男さんも、国策捜査の犠牲者でした。
森友問題でもわかるように、財務省や経産省、厚労省や検察庁、警視庁も、データの捏造や改ざん、隠蔽や虚偽は、今も頻繁に行われてます。冤罪のまま死刑になり、後で真犯人が解ったこともあります。これは、死刑廃止論者の論点の一つです。警察官僚だった、亀井静香元衆議院議員もその一人です。
学苑長は、政府による冤罪を、13年間法廷で戦って晴らした体験をしてるので、政府の意見は聞きますが、全面的には信じていません。正しい場合もあれば、正しくない場合も多いのです。官僚や役人の言う事も、全面的に信じていません。正しい時もあり、間違ってる時もあるからです。
例えば、いつの間にか、何百万人という年金データーを、喪失させた厚労省の役人を、信じられますか。アスベスト、B型肝炎、C型肝炎、サリドマイドベイビー、優生保護法、ハンセン病の差別や隔離政策など。今まで、どれだけ厚労省は誤った政策をして来たのか。数限りないです。そして、その誤りをなかなか認めようとしないのが、官僚なのです。ジャーナリズムと野党の存在、民主的な選挙によって、それが正されるのです。それが、国民主権の憲法の精神です。政府主権でも、官僚主権でも、お役所主権でもありません。国民主権の原点に立ち、受験生第一の視点に立って、次亜塩素酸水の噴霧も考えてるのです。このあたりが、高2の保護者と、学苑長との視点の相違です。学苑長には、全生徒と保護者、講師やアシスタント、スタッフをコロナから守る責任があります。だから、建前論より、常に現実論です。政府や役所の意向は、参考にしますが、罰則規定のないものは基本的に従いません。それが、国民の権利だからです。その意向が、皆にとってベストやベターなら、喜んで従います。そういう理由で、高2の保護者の気持ちはわかりますが、その要請には従いかねるのです。
とはいえ、次亜塩素酸水の噴霧だけが、絶対ではありません。そこで、みすず学苑の全校舎に、AIを搭載した、最新式のサーモグラフィーを導入します。 マスクをつけたまま、機械の前を通り過ぎると、AIが高速で顔認証し、検温します。12人まで、同時に検知し、マスクをしてない人には、「マスクを着用してください」と、AIが言うのです。
これがあると、もし感染者が出た場合、その人がいつ、どの校舎にいたか、AIの記録で追跡できます。防犯装置にもなるのです。だから、早いうちに手が打てるのです。1台70万円以上しますが、生徒の健康や命には代えられません。近々、各校舎に設置します。写真も紹介します。
最後に、みすず学苑の噴霧器は、どこのメーカーかとの質問もありました。ハセッパー技研です。東京農工大と共同で、ラットの吸入実験を何週間もした結果、全く問題なかったのです。ここが、東京都から「ベンチャー技術大賞奨励賞」を受賞したメーカーです。ただ、学苑長の経験則として、直接吸い込むと、喉が若干腫れ気味になります。健康被害とは、その程度のものです。ラットは、学苑長のようにオペラやジャズを歌わないので、喉の粘膜が丈夫なのでしょう。
なお、次亜塩素酸水の科学的データが知りたい方のために、三重大学の福崎教授や、北海道大学の玉城名誉教授、東京工業大学の奈良林教授の、シンポジウムの記事をご紹介します。こちらを、クリックしてご覧ください。


なお、次亜塩素酸水を使うのは、クリニックの医師個人の見解ではありません。学苑長が、あらゆるデーターや見解を分析した結果の、見解なのです。学苑長は、中国の東大と京大にあたる大学で博士号を2つ取得し、20種類以上のプロです。政界、財界、医学界、メディアや官僚にも、太い人脈やネットワークをお持ちです。
ちなみに、クリニックの医師の一人は、名古屋大学医学部卒の医学博士です。もう一人は、三重大学医学部卒の医師で、二人とも名医と呼ばれた医師です。また、調剤薬局は、北海道大学薬学部卒の薬剤師ほか、4人います。それでも、学苑長の情報収集能力や分析力の方が、圧倒的に上です。誰もかないません。その学苑長が、北海道大学や帯広畜産大学、三重大学、岡山大学、東京工大教授の、科学的な研究データをつぶさに分析し、総合的に判断してるのです。
もうひとつは、誤報から、政府は全国の学校の噴霧器を撤去しました。それを、「誤報でした」と改めるのは、官僚のプライドや権威に関わります。「誤報であっても、一旦公式発表したものは、引っ込みがつかないので、突っ走るしかないのですね」と、学苑長は親しい与党、野党の政治家や、官僚の皆さんから聞いたそうです。
また、次亜塩素酸水は、塩と水と電気分解セットがあれば、誰でもただで作れます。これを積極的に認めると、医薬品メーカーの消毒剤や殺菌スプレーなどが、全く売れなくなります。だから、経済界からの圧力がかかったようです。
それが、政府の決定の裏にある、現実のようです。そんな背景もあり、学苑長は独自な決断を貫いているのです。
Q21 合宿のコロナ対策について、保護者の方から質問がありました。大きく分けて、次の6点です。
  • (1) 往復のバスは、密にならないでしょうか。
  • (2) 宿泊部屋のコロナ対策はあるのでしょうか。
  • (3) お風呂の時、大浴場が密にならないか心配です。
  • (4) 教室は、密にならないでしょうか。
  • (5) 食事時の感染が多いと聞きますが、大丈夫でしょうか。
  • (6) レクリエーションがあるそうですが、コロナ対策は大丈夫でしょうか。
A21 保護者の方が心配するお気持ちは、よくわかります。東京では7月2日から、感染者が100人を越える日が続いてます。4日連続で、200人を越えた時もあります。それでも、緊急事態宣言は出されてません。逆に、プロ野球と相撲、サッカーのJリーグは、有観客試合を始めました。万全のコロナ対策をしながら、普通の生活をするのが、いまの政府の方針です。それは、みすず学苑が、3月からやってる方針と同じです。
高3と浪人の受験生は、受験まであと約6ヶ月しかありません。ですから、みすず学苑は、予定通りに合宿を行います。しかし、コロナ対策は、一層細かく厳重に強化します。
まず第1は、バスのコロナ対策です。バスに乗る前に、全員にフェイスシールドとフェイスカバーを無料支給します。フェイスカバーは、今講師が授業で使ってるのと同じです。フェイスシールドに、マスクをすれば万全ですが、夏は暑苦しいです。さらに、マスクのために、熱中症になる危険性もあります。しかし、このフェイスカバーは、クールマスクなので涼しく、全く息苦しくありません。写真も添付します。
また、会話をしなければ、飛沫感染は起きません。そこで、バスではクラシック音楽を流し続けます。そうすれば、誰もしゃべらず、一緒に歌うこともあません。むしろ、ぐっすり良く眠れるでしょう。
第2に、宿泊部屋のコロナ対策です。無症状の感染者が増えてる現状を踏まえ、150部屋全てで、次亜塩素酸水を噴霧します。
ただし、噴霧の量は「弱」にし、数分〜十数分おきに噴霧が出たり、止まったりする、インターバル運転にします。これなら、噴霧が出過ぎません。また、噴霧してる所には、足を向け、直接吸い込まないようにします。この使い方なら、健康障害は起きません。何度も実験してるので、全く大丈夫です。もし、室内にウイルスがあっても、次亜塩素酸水で撃退し続けるので、1分でほぼ死滅し、寝てる間に感染する心配はありません。
布団の向きも、各自の顔が近くならない配置にします。
第3は、お風呂のコロナ対策です。これは、ゴルフ場のシステムを取り入れます。今は、どこのゴルフ場も、大浴場の湯船に湯を入れず、シャワーだけにしてます。合宿のホテルも、湯船に湯を入れず、シャワーだけ使えるようにします。脱衣所には、ミッツポリスがいます。すると、対面せず、話もしないので感染が防げます。また、入る時間を決めて、密を防ぎます。もちろん、部屋のシャワーも使えます。
第4は、教室のコロナ対策です。教室では、次亜塩素酸水を噴霧し続けます。さらに、フェイスシールドとマスクをすれば万全ですが、暑苦しいでしょう。そこで、教室ではフェイスシールドはせず、全員、クールマスクのフェイスカバーだけにします。その上で、次亜塩素酸水の噴霧によって、天井に滞留するマイクロ飛沫とウイルスを死滅させ、床や机や椅子、勉強道具に付着するウイルスを、約1分で死滅させます。だから、心配は要らないのです。
また、朝教室に入る前と、食事の後、ポイックウォーターのうがいを徹底します。ポイックウォーターは、ウイルスを撲滅し、虫歯や歯槽膿漏など、口内のばい菌も殺菌します。ですから、一石二鳥です。お口スッキリ、笑顔スッキリ、勉強キッチリの朝が始まります。
第5は、食事時のコロナ対策です。食事時の感染が多いと報道では言われてます。それは、会話をするからです。また、手でいろいろ触るからです。だから、まずは会話をしなければ、問題ありません。とはいえ、無言で食べるのもストレスになります。そこで、食事時は、モーツァルトの曲を大きめに流します。モーツァルトは、リラックス効果があるので、消化にもいいです。
また、食堂では交互に座り、人の正面に座らないようにします。そして、横40cm、斜め60cmの距離をあけます。
なお、朝食はビュッフェ、昼は丼もの。夜は一人ずつ定食があり、それにプラスして、カレーや野菜サラダなど、ビュッフェで取り放題にします。
ビュッフェの感染対策は、ビュッフェコーナーに入る時、全員にビニール手袋とマスクをしてもらいます。ビュッフェの入口に、新しい手袋を用意します。マスクは、各自のマスクをお使いください。また、手袋を外す時に、ウイルスが拡散するので、外す時は毎回スプレー消毒して下さい。
第6は、レクリエーション対策です。例年、合宿の3日目は、1時間半の休憩時間のうち、約30分間をレクリエーションタイムにしてます。これは、いつも盛り上がり、皆が興奮して大声を出します。ですから、今回レクリエーションは行いません。その分、口をアングリ開け、来年合格するシーンを想い浮かべ、昼寝して下さい。または、口を閉じてボケーと休憩して下さい。脳ミソが安らぎ、心のレクリエーションになるでしょう。
合宿では、以上のように、限りなく万全なコロナ対策をします。
みすず学苑は、全ての高3生と浪人生が、ベストな形で受験に臨めるよう、どこまでも受験生をサポートします。むろん、高2と高1もしっかりサポートします。ですから、皆さん、気合を入れて前向きにがんばって下さい。
フェイスガード(グリーン)とフェイスシールドをつけると、こんな感じです。バスに乗る前に、全参加者に無料で支給します。
フェイスガード(グリーン)は、耳に引っ掛ける形で、締め付け感がありません。クールで肌触りもよく、ずっとつけてても、息苦しくないのです。
Q20 最近、テレビなどで、次亜塩素酸水の噴霧は安全でないとか、効果がないという話を聞きます。文部科学省も、子供のいる空間では行わないよう、全国の教育委員会に注意したと聞きました。次亜塩素酸水は、大丈夫なのでしょうか。
A20 Q19で明言したように、詳しく述べます。皆が心配するのは、無理ない事です。しかし、私たちには、薬局やクリニックもあり、専門的に検証してるので大丈夫です。
結論から言えば、これらの次亜塩素酸水タタキは、メディアの誤報と勉強不足による、風評被害だったのです。それを、具体的に詳しく述べます。
そもそも、みすず学苑で使う次亜塩素酸水や、噴霧器は安全性が確認されてるものです。それを、教室の大きさに合わせ、適正量に噴霧しています。ですから、全く心配いりません。
最近、急に次亜塩素酸水への否定的ニュースが増えたのは、世界保健機関(WHO)の、「消毒剤を人体に噴霧することは推奨しない」という見解と、経済産業省の発表が発端です。
WHOは、「消毒剤の噴霧は推奨しない」としています。しかし、次亜塩素酸水が、名指しで否定されたわけではありません。一般的な消毒剤の中には、人体に害あるものもあります。たとえば、漂白剤に使う、次亜塩素酸ナトリウムなどは、噴霧すべきではありません。人体への毒性があるからです。しかし、それは、次亜塩素酸水とは異なるものです。その意味で、次亜塩素酸水は消毒剤ではないのです。
また、経済産業省は、次亜塩素酸水の新型コロナウイルスに対する効果について、「検証中で、まだ結論は出てない」と発表してます。同時に、「新型コロナウイルスに対し、一定の効果を示すデータも出てる」とも明記してます。つまり、データが足りないので、検証中というだけのことです。しかも、経産省では、物品の消毒方法のみを検証中で、空間噴霧については、評価の対象にしてません。つまり、噴霧については、全く何も言ってないのです。
ところが、不勉強なメディアが、これを曲解し、次亜塩素酸水の噴霧はよくないと、誤報を出したのです。それを受け、不勉強なコメンテーターや、畑違いの学者が、批判的発言をしたのです。官公庁や地方自治体は、批判に弱いので、次亜塩素酸水をあわてて撤去しました。これは、全くの風評被害です。
次亜塩素酸水の噴霧除菌について、岡山大学などの研究では、効果と安全性が確認されてます。以前から、次亜塩素酸水を扱うメーカーは、だいたいどこかの大学や、研究機関と共同開発してるのです。だから、安全性もしっかり検証してます。みすず学苑で使ってるのは、「東京都ベンチャー技術大賞奨励賞」をとった製法の、次亜塩素酸水です。東京農工大の研究で、「吸入毒性に関する研究」をした結果、噴霧をしても、何ら問題がなかったことが検証されてます。
また、Q17で書いたように、北海道大学や帯広畜産大学らの研究で、次亜塩素酸水は、コロナウイルスも不活化させることが証明されました。適正濃度の次亜塩素酸水は、コロナウイルスにも有効なのです。
しかし、最近は、粗悪な次亜塩素酸水や噴霧器も出回ってます。製法や原料、pH値が明記されておらず、効果や安全性が不明なものもあります。次亜塩素酸水を謳い、販売してるものなら、何でもいいわけではないのです。
また、次亜塩素酸水は、適正量の噴霧であれば、空気中の有機物や光に反応し、すぐに分解されます。ですから、人体には問題ないのです。それでも、直接噴霧を吸い込むのは良くありません。粘膜が腫れたり、まれに塩素アレルギーの人もいるのです。また、6ヶ月くらい吸い込み続けると、喉や鼻の粘膜が、炎症を起こす事もあります。
しかし、予備校では、授業中に噴霧するだけです。家に帰れば、噴霧はないのです。また、合宿は、長時間教室にいますが、教室の広さに応じて、どれぐらい噴霧すればいいのかまで、計算してます。そして、宿泊する部屋では、一切噴霧してないのです。それに、わずか5日間の事です。だから、何の問題もない事がお解りでしょう。
ところで、次亜塩素酸水の噴霧が否定され始めたのは、WHOの見解が原因のひとつです。そのWHOは、マスクが感染を予防できる根拠はない、コロナ対策にマスクは推奨しないと、ずっと明言してました。「そんな機関の言うことは、当てにならない」と、ネットでは言われてるのです。そして、6月5日、WHOは感染が広がってる地域では、マスクするよう方針を一転させたのです。「アホか! WHOよ」と、みんな言ってます。みすず学苑は、「ああそうですか、WHOさん。」としか言ってません。
なお、WHOに16年間在籍した、北海道大学の玉城名誉教授は、6月2日にこう発表しました。「NITEの中間発表をめぐって、誤報の嵐となっており、全国の次亜塩素酸水溶液の愛用者から、不安の声があがってます。また、本来新型コロナウイルス対策の、切り札となるべきものが、誤報と取材不足により普及しなくなることを、危惧します。そうなると、これから防げるはずの感染者が、増加することになるでしょう」との、懸念を表明してるのです。
そして、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターと協力し、NITEの中間報告対象と同じ条件下で、第2弾の試験をしたそうです。その結果、次亜塩素酸水(PH5.5、40ppm)での新型コロナウイルスが、30秒で不活化することが証明されたそうです。
皆さん、これが正しい科学的立場なので、風評に惑わされず、しっかり前を向いて頑張りましょう。
Q19 今年の進路講習会は、どうなるのでしょうか。また、夏はエアコンで、エアロゾル感染が起きると聞きますが、合宿や講習、学習道場では大丈夫でしょうか。また、マスクは、夏は暑苦しいし、熱中症になるのでしない方がいいとも言われます。どう思いますか。
A19 6月14日に、予定通り進路講習会を行います。場所は、東京・汐留の会場です。
6月1日に緊急事態宣言は解除されましたが、6月14日に東京都の休業要請緩和が、ステップ2からステップ3になったとしても、浪人生と高3生、保護者が全員出席すると、三密になる可能性があります。
東京都の指針では、イベントは何人までと人数が出てます。しかし、みすず学苑は、東京に3校、埼玉に4校、千葉に2校、神奈川に1校舎あります。そして、東京、埼玉、神奈川、千葉の指針は、微妙に違うのです。全体が集まる進路講習会では、どの都県の指針に従えばいいのか、迷うところです。政府全体の指針は、ある程度共通してますが、数日違いで条件は全く違うのです。罰則規定もなく、法的根拠に基づく要請も、指示もされない対象外塾の私達は、解除日の数日の違いや、規定収容人数の目安の、わずかな差に捕らわれたくありません。どこよりも、完璧に近い対策をしてるからです。それで、都や県の意向を踏まえた上で、独自な基準で実施致します。
最近は、業種別とか人数や広さ別基準より、どの程度コロナ対策をしてるかで、許可するかどうかを決める方が、現実的だという意見が多いです。テレビのコメンテーターや、専門家、医療関係者も、そう発言しています。神奈川県の黒岩知事は、それで緊急事態宣言解除の後、業種別の休業要請を全廃したのです。その代り、神奈川県が示す、コロナ対策基準をクリアした所は、県がお墨つきを出すのです。それを入口に貼り、対策ができてる店を、客が選べるようにしたのです。
しかし、その項目には、次亜塩素酸水の噴霧や、接触感染対策テープ、サーモグラフィーなどはありません。つまり、みすず学苑の方が、神奈川県基準より徹底した、強力で細やかな対策をしてるのです。3月、4月、5月、6月と、どこよりも完璧に近い、先駆的対策をした予備校ですが、どこからのお墨つきも頂いてません。だから、自分で出すしかありません。ただし、侮ることなく、怠ることなく、油断することなく、慢心することなく、謙虚に努力は続けます。そこが、大切なのです。その成果で、今まで一人の感染者も出していません。これからも、岩手県のように、ゼロを続ける努力を怠らないつもりです。
こうして、授業をやめず、やり続けるみすず学苑に対し、当初は非難ゴウゴウでした。これを、同調圧力と言うそうです。しかし、今となっては、世間の空気は変わりつつあります。どこよりも完璧に近い対策をとり、受験生のために、授業をやり続けたみすず学苑は、正しかったのではないかという、意見になりつつあります。業種や面積や人数よりも、コロナ対策の実際で判断する方が、より現実的で、より正しいのではないか、という空気になって来たからです。黒岩知事の決断も、そこに基づくものでしょう。
みすず学苑は、3ヶ月前からその考え方を貫き、徹底したコロナ対策を続けて来ました。ですが、世間の意見が、ようやくみすず学苑に追いついたのだという、傲慢な考えは一切ありません。常に足りない、足りないと思い、日夜努力してるのです。完全という事はないからです。それは、受験生の事を思い、講師やアシスタント、スタッフの健康や命を大切に思うからです。また、受験を失敗させたくないという、教育者の情熱がそうさせるのです。
それで、マスクや手洗いの励行はもちろん、フェイスシールドも、次亜塩素酸水噴霧も、接触感染対策テープも、ビニール手袋も、サーモグラフィーも、3月、4月の早い段階から徹底してます。私たちのように、薬局やクリニックを持つ予備校は、他にはないので、無理もない事ですが、どこも研究が足りないのです。細やかさや徹底ぶり、スピードや費用のかけ方も足りません。コロナを防ぐ発想だけで、防ぎながらも積極的にコロナを殺すという、攻撃と防御の発想が足りないのです。コロナに勝つには、それしかありません。鬼滅の刃のように、炭治郎にあの刀がなく、水の呼吸がなく、背中の妹の加勢がなければ、コロナという鬼に勝てないのです。まあ、そんな感じです。
こういう基本姿勢で、6月14日の進路講習会も行ないます。
会場には、次亜塩素酸水の大型噴霧器を、何台も設置します。入口にはサーモグラフィーを数台設置し、生徒も保護者も、体温が高い場合は検温します。また座席は、若干の距離を保つようにします。
さらに、新しい試みがあります。みすず学苑では、4月の早い段階から、全講師とスタッフがフェイスシールドをしてます。当時は、あまり流通してなかったので、全て手作りでした。最近は、学校でも、教師や生徒が使うようになりました。それは、最近フェイスシールドも、安く販売されるようになったからです。そこで、みすず学苑では、すでに2000枚のフェイスシールドを用意しました。これを、進路講習会に参加する浪人生、高校生、保護者全員に、無料でプレゼントします。進路講習会の時に、全員お付け下さい。講習会が終わったら、そのままお持ち帰りください。そして、好きなようにお使いください。
マスクがない人は、進路講習会の受付の時に、一人5枚ずつ支給します。 さらに、参加者全員に、アマゾンカードもプレゼントします。ロビーでは、いつも人気の縁日も行います。
唯一問題なのは、休憩時間のトイレや縁日コーナーの、人々の賑わいです。ワイワイたむろしてる時に、三密が起きます。そこで、「ミッツポリス」が出動し、「密です、密です、密です」と、密を連呼して密を避けるのです。これは、言わば「ハニートラップ」です。アシスタント「あのー。学苑長! それは、ぜんぜん違う意味です」。学苑長「ええ? そうか、そうだね。じゃ、撤回するよ。それにしても、君は外交問題に詳しいね。」と言って、学苑長は去って行きました。

ところで、夏のコロナ対策には、2つの問題点があります。ひとつはマスクによる熱中症、もうひとつはエアコンです。
夏のマスクは、息苦しく、熱中症になるリスクがあります。だから、つけないほうがいいとも言われます。その通りです。つけるなら、クールマスクや冷感マスクをつけるべきです。また、人と接する時だけマスクをつけ、接しない時にははずすのもいい。また、マスクの代りに、フェイスシールドをつけて話す方が、蒸れません。マスクとフェイスシールドを着けるのが、一番いいのですが、メガネやフェイスシールドが曇ります。その時は、マスクから鼻を出せば曇らず、息苦しさもないのです。これを、臨機応変に使い分けるべきです。
もうひとつの問題は、エアコンです。エアコンは、空気を循環させるだけなので、エアロゾル感染のリスクが高いです。無症状感染者から、エアコンで集団感染が起きた実例もあります。一般的には、エアコンをつけても、まめに換気する事を勧めます。それじゃ、窓のない部屋はどうするのか。ドアを開けて、廊下や通路に逃がせと言います。そうすると、廊下で寝てる猫や、通路に座る犬は、コロニャンウイルスやコロワンウイルスに、モロに感染するでしょうが……。
しかし、みすず学苑では、何の心配もいりません。夏はエアコンをかけますが、全教室で、次亜塩素酸水を天井に向けて噴霧してます。むろん、適度に換気もします。だから、マイクロ飛沫があっても、次亜塩素酸水の霧も、エアコンで一緒に広がるのです。それで、だいたい1分以内に、コロナウイルスを撲滅できるのです。
床に落ちてるコロナウイルスも、噴霧の霧が床に落ち、インベーダーゲームのように、次々に撲滅します。それも、1分ぐらいなのです。進路講習会でも合宿、講習、学習道場、授業でも、全教室と全ホールでやります。ホテルの食堂にも、持ち込んでやります。だから、エアコンがあっても大丈夫なのです。
ところで、この次亜塩素酸水ですが、最近急に、次亜塩素酸水タタキが起きました。これらは、全てメディアの誤報と、不勉強から来る風評被害でした。詳しくは、Q20で述べますので、ご安心下さい。
ところで、あとは、手に気をつけるべきです。さらに、その手で顔を触らない事です。無論、友だちとの、密密密の対面会話は控えましょう。そこで、通い合宿の「ガリガリ集中セミナー!!!」では、全員に、電車通学用のビニール手袋を支給します。
ビニール手袋もマスクやフェイスシールドも、ぬぐ時にウイルスが手につくのです。だから、ぬぐ時に、必ず消毒スプレーで死滅させて下さい。進路講習会でプレゼントする、フェイスシールドも二波、三波が来たら、電車で使って下さい。
夏にマスクは暑いですが、フェイスシールドだけなら、そこまで暑くなりません。電車では、これで飛沫を防ぐのが、ベターだと考えます。むろん、クールマスクと併用するのが、さらにベストです。これが、夏場のコロナ対策の基本です。
コロナの二波、三波が来たら、さらに強力な対策を用意してます。その時になったら、必殺のウルトラCをお知らせします。これは、炭治郎も妹も驚く、鬼滅隊(きめつたい)隊長クラスのコロナ鬼滅力(きめつりょく)です。そう簡単に、次を現わさないのがいいのです。
Q18 みすず学苑の夏期合宿や講習、学習道場は、何日にあるのでしょうか。早く知りたいです。高校の夏休みが短縮され、授業があるので、参加できるか心配です。
A18 Q17で述べたように、高校の夏休みに合わせ日程を変えます。だから、心配いりません。それだけでなく、勉強量が少なくならないよう、あらゆる工夫をしています。日程の一覧は、本文の最後にあります。ご参照下さい。
ところで、例年合宿は前期と後期があります。後期の合宿を、今年は通い合宿にして、「ガリガリ集中セミナー!!!」になりました。Q17で、詳しく説明したとおりです。
さて、前期の合宿は、今年も泊まり合宿です。時期は、お盆休みの頃。学校によって、夏休みはちがいますが、この頃はどこの高校もお休みです。
泊まり合宿は、AチームとBチームの日程を作りました。Aチームは8月9日〜13日、Bチームは8月14日〜18日です。場所は、どちらも長野のホテルです。A日程とB日程は、学力で選ぶのではありません。学校の都合に合わせ、参加できる日を選ぶのです。参加人数の空きがあれば、AチームとBチームの両方参加してもいいのです。脳がオーバーシュートし、目玉が、東京アラートになるほど勉強するのも、一生の想い出でしょう。家で脳がボケーと自粛するよりはいいです。あれ、いつの間にか、小池都知事の顔が近づいてきて……。
ところで、いままでは、お盆休みに合宿はしなかったのです。理由は、ホテルがお盆料金になり、宿泊費が2倍になるからです。受験生や保護者の負担を考えれば、会場費が安い、オフシーズンにするのがベストだったのです。しかし、今年は、コロナでキャンセルが続いたホテル側が、オフシーズンの料金にしてくれたのです。
聞けば、予備校や塾で、例年通りホテルの合宿をやるのは、みすず学苑だけだそうです。他の予備校や塾は、全てキャンセルだそうです。「なんでかな、なんでかな、なんでかな?」と学苑長が言ってると、アシスタントが、「また、またあー! 良くご存知のはずで…。」と言いました。学苑長は、「むむむ。む…。そうだね。Q1からQ17まで読めば、誰でも解るよね」と答えました。すると、アシスタントは、「そうでござる…」と答えたので、学苑長は「君は伊賀者か?」と尋ねました。すると、アシスタントは「イガにも! そうでござる」と答えたのです。それを聞いた学苑長は、「かわいそうに。若年性オヤジギャグ症だね。ガリガリ君の食べ過ぎだよ」と言って、去って行きました。
ところで、夏期講習は、7月19日から8月7日まで、1期、2期、3期、4期に分けて行います。これは、例年通りです。ただ現役生は、学校が終わってから参加できるよう、夕方以降の講座を多めにします。
学習道場は、8月26日から30日まで5日間行います。時間は、例年通り朝9時から夜9時までです。ただし、高校の授業がある現役生は、夕方からの時短参加ができます。それでも、必ず休憩時間に入室し、道場中は入室禁止です。バラバラな時間に入室されると、集中力が切れるからです。休憩時間になるまでは、近隣に迷惑をかけないよう、廊下や階段、トイレや窓際で、ブツブツ言って単語やイディオムを覚えて下さい。また、一問一答をやり、年代や古語を覚えるのです。道場に入ったら、今度は静寂の中で、問題集をひたすら解くのです。
廊下でワイワイ騒いだり、大声でベチャベチャ喋ってると、ミッツポリスが来ます。道場中の人に迷惑なので、まわし蹴りや飛び膝蹴りなど、那須川天心が襲う雰囲気で、優しく注意します。「シーッ! 君たち、静かにしなさい。そうでないと、『けり』を入れるよ! あくまで、俳句の添削の事だけどね。」と、注意するのです。 こんな感じで、この夏は、本当に良く勉強できそうです。
また、クラス分けの「松竹梅筍テスト」は、講習と合宿の間の8月8日に行います。そして、「ガリガリ集中セミナー!!!」と学習道場の間の、25日にクラス発表があり、31日から後期授業を始めます。いっぱい勉強できて、みすずの生徒は幸せですね。楽しいですね。
ところで、みすず学苑は非常事態宣言中は、クラスの人数を少なくし、席の間隔を広くあけました。しかし、6月1日から非常事態宣言が解除されたので、クラスを元に戻し、席の間隔を少し詰めます。学校が再開したら、高校ではそれなりの三密も起きます。しかし、クラスを元に戻しても、みすず学苑では25名以上になりません。つまり、学校の半分以下の密なのです。
また、6月1日から緊急事態宣言が解除されたので、取り敢えず、サーモグラフィーは解除します。しかし、コロナの二波、三波が来て、また緊急事態宣言が出るかも知れません。冬には、インフルエンザとコロナの両方来る恐れもあります。その時は、より高度なサーモグラフィーや、3倍強化された対策を次々に打ち出します。その時になれば、詳しく発表するのでご安心下さい。
「コロナなんかに、負けてたまるか! 受験生は、みすず学苑が守る!」という、ターミネーターやコナン君、鬼滅の刃の炭治郎の気迫で、夏に向かおうとしてるのです。
Q17 緊急事態宣言が解除され、6月1日から学校が始まりました。みすず学苑は、どうなるのでしょうか。夏休みや冬休みが短縮され、高校の授業がビッシリありそうです。夏期講習や合宿や道場は、高校の授業と重なりませんか。また、夏期講習や合宿を、中止する予備校も多いと聞きます。みすず学苑はやるのですか。いろいろ心配です。
A17 心配はいりません。基本的に、全ては例年通りです。日程や順番が少し変わり、後期合宿が、「通い合宿」になるだけです。A17とA18で、全てお答えします。
ところで、「通い合宿」だと、あまりテンションが上がりません。だから、「ガリガリ集中セミナー!!!」にしました。この名には、2つの意味があります。ひとつは、ガリ勉に次ぐガリ勉の意味です。もうひとつは、アイスキャンディーのガリガリ君の、食べ放題をするのです。しかも、ガリガリ君の中でも、人気のトップ3「ソーダ」、「梨」、「コーラ」の3種類を揃えます。これを、休憩時間に食べていいのです。それを、食べ放題にします。無料なので、青春のロマンが広がります。
しかし、毎日食べ過ぎると、血糖値が上がり過ぎます。実は、スポーツドリンク過多で、多くの若者が若年性糖尿病になってるのです。エナジードリンクが、自販機から消えつつあるのは、そのためです。エナジードリンクは、スポーツドリンクより悪いからです。食べ放題とは言え、スポーツドリンクを良く飲む人が、ガリガリ君をドカ食いすると、少し危険です。1日2〜5本を目安に、ほどほどにして下さい。女性は、ドドーンと太りますよ。渡辺直美に憧れ、すでに充分太ってる人は、好きにして下さい。
ところで、「ガリガリ集中セミナー!!!」の中味です。
遠くから通う生徒もいるので、朝10時から夜8時までの時短で行ないます。早く始めると、遠くの生徒は大変です。帰りも、女子が遅くなると危ないので、夜8時に終わります。会場は、東京駅から徒歩2分から5分です。駅から近いので、夏でも通うのに便利です。
朝10時からなので、時差登校になり、電車も混みません。帰りもそうです。コロナを考えれば、電車での三密を避けられるのです。しかし、すぐにお昼が来るので、セミナー中はお腹がすきます。そこで、持参弁当を禁止し、みすず学苑がお弁当とお茶を出します。同じものを、皆で食べるのが楽しく、盛り上がるのです。
お寿司や、カツサンドなど、毎日違うものを出します。どれも、厳選した美味しいものです。本当は、皆が好きなハンバーグ弁当や、焼肉弁当を出したいところです。しかし、お肉は傷むのが早く、夏場は危険なのです。お腹を壊せば、勉強どころでなくなるでしょう。カツサンドが、ギリギリのところです。お弁当の写真は、この後で載せます。
ところで、お弁当の量が多いと、胃に血が行き過ぎて脳に回りません。また、リラックスする副交感神経も、働きすぎるのです。すると、後半の集中力が低下し、ボンヤリと眠くなります。それで、「ます寿司」以外は、控え目の量なのです。最終日の「ます寿司」も、満腹なら何回かに分け、ボチボチ食べて下さい。食べ物やお弁当文化が、どこよりも発達してる予備校が、みすず学苑なのです。
さて、泊り合宿ですが、それは毎年同じテーマです。通い合宿である、「ガリガリ集中セミナー!!!」も同じです。1科目集中で、「入試典型問題を100題以上やり切る」です。毎年、必ずクリアーしてます。「ガリガリ集中セミナー!!!」でも、「80題以上やり切る」がテーマです。両方出ると、1科目集中で、180題以上やり切れます。これで、苦手科目は得意科目に変わり、得意科目は、トップレベルの武器になるのです。これが、合宿の意義です。
これに対し、夏期講習は、受験科目全般の演習です。前期の総復習でもあります。つまり、基礎力完成をめざし、基礎理解の質を高め、ムラをなくすのです。これが、夏期講習の意義です。学習道場の意義は、また改めて述べます。
ところで、泊り合宿では、やり切った題数の上位3クラスには、ご褒美があります。1位は、全員に「豪華な時計いろいろ」です。2位は、「ご当地の産物とお菓子」。3位は、「ご当地のお菓子」です。2位と3位では、お菓子の中味が違うのです。ちなみに、これらは合宿費用には含まれません。全て、学苑長のプレゼントです。時計は、学苑長が社長の「HANDA Watch World」で、売れ行きが遅めの時計は、「受験生の所に行きたがってる」と理解し、プレゼントして下さるのです。カシオのG-SHOCKやBABY-Gなどもあり、毎回、生徒は燃え立ちます。
泊り合宿には、楽しいレクリエーションもありますが、「ガリガリ集中セミナー!!!」にはありません。時短のため、時間が取れないからです。しかし、やり切った題数の1位クラスには、学苑長プレゼントの、「豪華な時計いろいろ」はあります。泊り合宿とは、品揃えを変えます。だから、頑張って両方をゲットして下さい。2位は、全国的に人気のお菓子「3点セット」、3位は「2点セット」です。どれも、学苑長がセレクトした、うなる程美味しいものです。クラスで頑張り、皆でうなりましょう。
当然の事ながら、合宿やガリガリ集中セミナー、夏期講習や学習道場の会場は、全教室に次亜塩素酸水の噴霧器やスプレー、接触感染対策テープ、アルコール消毒液を用意します。さらに、手洗い、検温、マスク、フェイスシールドで、コロナ対策は完璧を期します。
最近、次亜塩素酸水は、新型コロナも30秒で不活化することが、科学的にも実証されました。また、帯広畜産大学らの研究では、pH4.5-6.0の次亜塩素酸水は、我々のように大量に使えば、1分でコロナウイルスを不活化することが証明されました。みすず学苑の使う噴霧器や、スプレーの次亜塩素酸水は、pH6.0前後です。
それでも、休憩時間や食事時間、トイレや就寝前に、ワイワイ騒いで三密になる恐れもあります。そこで、「ミッツポリス」が、全てのイベントに出動し、密にならない注意をします。頭に、小池都知事のお面をつけ、「密です、密です、密です」と、巨大な指さし棒をさします。その棒を、ミッツ棒と言います。まるで、小池都知事が言いに来た感じになり、パッと密が解けるのです。これが、千葉県知事や、埼玉県知事、神奈川県知事の面だと、おかしくて笑います。立派な知事たちですが、あくまで、外見だけの事です。カツラっぽい薄毛や、バーコードヘアーの描写も、リアルに描くほどおかしいです。その点、小池都知事はいいです。描(か)きやすく、美しく、底知れぬ迫力があるからです。
イメージとしては、こんな感じです。「その顔に近づくだけで、頭の中の人生のロードマップが、オーバーシュートします。さらに、単語が詰まり過ぎ、太陽コロナのような熱が、脳にステイホームします。また、理解のステップ1やステップ2、3が重なると、勉強しすぎという、東京アラートが鳴ります。その時は、しばらく休憩して、勉強を自粛します。しかし、意欲は衰えさせず、『やるぞ』という、太陽のような情熱を持ち続けます。これが、『with太陽コロナ宣言』です。6月1日から、みすず学苑は一層頑張ります!」
小池都知事の顔は、そんなイメージを与えます。怒涛の英語のみすず学苑は、都知事の英単語は歓迎ですが、漢字や古語は脳から消えそうです。そんな感じで、三密も消えるといいですね。
ミッツポリスは、こんな感じです
  • ミッツポリスの、 ミッツ棒はこんな感じです
  • ミッツポリスが ミッツ棒を持てば、こんな感じです
  • 「ガリガリ集中セミナー!!!」では、 ガリガリ君の人気トップ3 「ソーダ」、「コーラ」、「梨」が食べ放題
  • 「ガリガリ集中セミナー」1日目のお弁当芝寿し 三昧笹寿し 6 ケ入」(お茶付き)
  • 「ガリガリ集中セミナー」2日目のお弁当 京樽「おむすび 3 個弁当」(お茶付き) ※おむすびの具は変更になる場合があります
  • 「ガリガリ集中セミナー」3日目のお弁当 まい泉「ヒレかつサンド」(お茶付き)
  • 「ガリガリ集中セミナー」4日目のお弁当 京樽「上方鮨ゆり」(お茶付き)
  • 「ガリガリ集中セミナー」5日目のお弁当 ますのすし本舗 源「ますの寿司」(お茶付き)
2020年5月15日 沖縄タイムス+プラスより
Q16 学苑長のお覚悟はよくわかりました。学苑長が、教育者としての哲学を貫く背景には、模範とすべきものがありますか。
A16 もちろんあります。たくさんあります。
今一番思うのは、福澤諭吉のことです。もし、福澤諭吉がみすず学苑の学苑長だったら、どうするかを考えます。
諭吉は、明治維新の7年ぐらい前、アメリカに使節団として行きました。そこで見た、文明や文化度、民度の違いに、感動して帰ってきたのです。2年後には、欧州使節団にも加わりました。その時も、日本との違いに驚いて帰って来たのです。
諭吉の一番の思いは、門閥制度への反発です。当時、下級武士だった父親も自分も、耐え難い差別を受けました。同じ人間で、なぜこんな差別や格差があり、不公平な門閥政治があるのか。大いなる憤りがあったのです。ところが、アメリカには、それがなかったのです。
諭吉が最も驚いたのは、アメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントンの子孫の事です。ワシントンの子孫の事を、アメリカ人の誰に聞いても、良く知らなかったのです。(本当は、ワシントンに子供はなかったのですが。)当時の日本で、初代将軍徳川家康の子孫が、「何をしてるかわからない」というのは、ありえないことです。明治維新で、大政奉還や廃藩置県などがありましたが、門閥制度がなくなったことを、諭吉は一番喜んだのです。
明治維新が成る前、諭吉が江戸で塾を開いてた時、幕府から門下生へ、長州征伐に帰藩するよう命令がきました。しかし、諭吉は、断固として彼らを行かせませんでした。そして、授業を続けたのです。アメリカや、ヨーロッパを見てきた経験から、長州征伐や明治維新などを超越し、「新しい時代には、新しい教育がいる。優れた人材が新しい時代をつくる」という、教育者としての信念があったのです。
自主独立を守るために、生徒から授業料を徴収する制度も、諭吉が最初に始めたのです。だから、現在の私塾のルーツは、諭吉や慶應義塾にあるのです。そして、幕府の命令を何度も拒否したため、諭吉の実家の兄弟は、閉門を命じられます。それでも、諭吉は授業をやめなかったのです。
また、諭吉は開国派とみなされ、攘夷派から10年間、ずっと命を狙われたのです。もし斬り込まれたら、諭吉も生徒も殺されます。それでも、授業をやめなかったのです。それを、10年続けたのが福澤諭吉です。教え子には、犬養毅ら、優れた人物がたくさんいます。
その福澤諭吉が、もしみすず学苑の学苑長だったら、どうするか。それを考えます。9ヶ月後に入試があり、人生の大きな方向が決まります。だから、受験生は勉強したがってます。それに応え、授業を続けるのは、諭吉が門下生を長州征伐に行かせず、授業を続けたほど困難ではありません。また、実家の兄弟が閉門されるほど、深刻ではないのです。
また、ほぼ万全な対策をしても、コロナに感染する命の危機は、諭吉が暗殺未遂が続く中、10年間授業をしたのに比べると、0に近い小ささです。
慶應義塾創立から162年経ったいま、「福澤諭吉よ、なぜ幕府の命令を無視し、塾生を長州征伐に行かせなかったのか。はなはだしい規則違反、命令違反だ。また、塾生や周辺の人に、命の危険があった10年間、なぜ授業をやり続けたのだ。危ないじゃないか。もっと、命の尊さを知るべきだ!」と、批判する人がいるのでしょうか。いまでは、全てが美談で、教育者の鑑(かがみ)です。
諭吉が創設した慶應義塾大学は、当時は一私塾でした。民間で運営する塾であり、まさに、現代の塾や予備校と同じです。繰り返しになりますが、諭吉は、初めて授業料をもらった教育者です。そうでないと、教育の自由や独立性が保てず、財政的にも成り立たなかったのです。授業料があったからこそ、思い通りの教育ができたのです。
福澤諭吉の「学問のすすめ」は、家柄や貧困、地域の差別がある中、学ぶことによって、より良い人生、より良い生活ができると説きました。それで、「学問のすすめ」は、当時300万部を突破しました。今なら、5000万部に匹敵するでしょう。サミュエルの「自助論(西国立志編)」と並ぶ、明治の二大ベストセラーだったのです。
だから、少なくとも、慶應出身の政府関係者に、文句を言われる筋合いはない、という気持ちでいます。福澤先生より、余程温和で、お上の意向を尊重し、法に触れる事なく、自粛しないだけですから。
慶應義塾創立者の福澤諭吉が、あのままみすず学苑の学苑長だったら、どうしたでしょうか。現在の学苑長より、何倍も過激で、何倍も危険で、何倍も非難轟々で、何倍も偉大な哲人で、教育者だったでしょう。
学苑長が規範とする教育者は、他にもたくさんいます。新島襄、大隈重信、中村春二(成蹊大学創立者)、吉田松陰、中江藤樹、二宮尊徳など、何人もいます。でも、一番好きなのは、大隈重信です。他の人物は、本当に立派で、偉大な人々ですが、まじめ過ぎるのです。一人一人の偉大さを、具体的に紹介したいですが、今一番思うのは、福澤諭吉なのです。お札にもなっておられるし…。
Q15 「人との接触を減らしましょう」と言われ、休業要請に応じないパチンコ店は、店名を公表すると言われてます。予備校では、みすず学苑だけ開けてますが、ネットやツイッターで批判されるのが心配です。
A15 みすず学苑のことをご心配いただき、ありがとうございます。
批判は、初めから覚悟の上です。みすず学苑は、全ての校舎が1000平方メートル以下なので、政府特措法の対象外です。だから、休業の要請や指示の法的根拠はありません。自粛のお願いだけです。
しかし、政府が外出自粛を要請する、理由や背景は良く理解してます。だから、感染防止のための、最大努力をしてるのです。それは、「家に居るより、病院に居るより安全」をめざし、最大努力するものです。そういう努力は、世間からは見えないものです。私達がどんな覚悟で、どこまでやってるかは、全てのQ&Aを読めばわかります。
その上で、それをどう判断し、どう批判するかは自由です。日本には、表現の自由があるからです。学苑長は、法を守り公機関やメディアに敬意は払いますが、絶対視してません。何度も裏切られてるからです。今なお冤罪があり、役人の隠蔽や不正があり、国策捜査や意図的な誹謗中傷も、確かに存在するのです。学苑長は、その全てを体験してるのです。なかでも、メディアが一番信じられません。論調の是非が、コロコロ変わるからです。
それでも、ジャーナリズムは尊重します。少しぐらい偏向しても、社会を浄化する最終手段は、ジャーナリズムしかないのです。中国や北朝鮮、ロシアなど、表現の自由や健全なジャーナリズムがない社会は、本当に不幸です。この自由を勝ち取るために、どれ程の犠牲が払われた事でしょう。
だから、学苑長は、まともなジャーナリズムに対しては、6時間以上のインタビューを条件に、正面から答えてます。なぜ、6時間以上必要かと言えば、教育、宗教、ビジネス、医学、歴史、芸術、政治、スポーツ、文学、哲学など、学苑長の知識や理解度は、半端ないからです。学術博士号を2つ持ち、300冊の本を書き、20種類以上のプロの学苑長は、普通のジャーナリストとは、理解度に大きな差があるのです。その差を埋め、正しく理解して頂くには、最低6時間かかるのです。これは、経験則によります。その上で、そのジャーナリストがどう表現し、批判しても、それは事実に基づく批判なので、表現の自由として尊重します。学苑長は、自分も絶対とは思ってないので、自分も含めて批判され、浄化されることを歓迎します。
それによる、世間の批判や風評被害も恐れません。風評被害で、生徒が来なくなり、10校舎すべてを閉じても、悔いはないです。また1〜2ヶ月休校しても、財政的には問題ありません。母体の(株)ミスズが順調で、学苑の5倍以上の売上げや、収益を上げてるからです。他の10社も、業績は順調です。だから、何者をも恐れず、自らの慢心や傲慢さのみ恐れ、教育者として、受験生第一の信念に生きてるのです。入試まで、あと9ヶ月しかないからです。
学苑長は、カンボジアに大学を創設し、総長を務め、国際政治の教授もしてます。今や、カンボジアではトップ3の大学になってます。みすず学苑の精神が、カンボジアの大学になってるのです。
ふつうの予備校は、世間のバッシングや風評被害を恐れるでしょう。ですが、それを恐れるなら、あんな変わったCMや電車広告はしません。あれを気に入り、みすず学苑に入学した生徒は、今年も選抜クラスの難関合格率は91%を越え、選抜クラスでなくても、84%の合格率を達成してます。
ですから、心配するのはありがたいですが、自分の受験だけを心配してください。よほどの事情がない限り、生徒のために開け続けます。ですが、来る来ないは、生徒や保護者の自由です。強制は致しません。
そういう覚悟で、開けてるのです。
このQ&Aを、1から15までお読み下さり、実際の中味を理解した上で、批判するのは自由です。しかし、事実に基づかない、過度で勝手な批判には、法的手段に訴えるだけです。43年間、国内外であらゆる事業をしてるので、弁護士は沢山います。裁判も沢山してます。正義を貫くためですが、自分が歪んでる時は、謙虚に反省し、身を正す努力は忘れません。なるべく、法的手段に訴えないよう、対応する努力はしています。「偏見は無知より生ず」です。多くの場合、中味の実際を知らない人が、的はずれな批判をするのです。的を射た批判は、歓迎します。心ある人は、正しい判断をされると思います。そういう方たちを、大切にしたいのです。
Q14 コロナの無症状感染者について、考えると怖いです。うつすのも、うつされるのも両方こわいですが、それを避けるにはどうすればいいでしょう。
A14 無症状感染者が不安な気持ちは、よくわかります。
ちょい密集でウイルスを集め、撲滅するより距離を置き、人を減らして撲滅する事にしたのは、このためです。無症状感染者が、発症前日に最もウイルスを発散する事が、最近解ったからです。もしも、その日に教室や廊下で、先生や友人と濃く話したら、それは危険です。確率的には低いですが、可能性はあるので、確実な安全策にしたのです。
とは言え、いつの間にかうつされても、水際で全身感染をディフェンドできるのです。そもそも、抽象的な不安は、具体的な解決策で軽減できます。
そこで、3つの対策を推奨します。
1つ目は、ポイックウォーターとプロポリスの水際作戦です。
感染しても、全く症状がないまま、いつの間にか治る人は大勢います。しかし、無症状から、突然発症する人も多いのです。その時に、共通する兆しがあります。それは、喉の違和感です。喉がチクンときたり、石がこびり付く感じです。これが、ウイルス感染の水際と言えます。テレビ朝日の、富川アナウンサーも、それが水際でした。そこから、発熱や平熱を繰り返し、全身肺炎状態になったのです。
熱もなく、味覚や嗅覚異常もなく、咳や倦怠感もない状態で、喉に違和感を感じたら、それがサインです。そこから発熱したり、咳が出て、肺や全身にウイルスが広がるのです。目や鼻からも入りますが、多くの場合、喉に滞留するようです。ここで、ウイルスを死滅させ、水際で防ぐのです。
私達が実感するのは、ポイックウォーターと液体プロポリスが、水際防御に効くことです。ポイックウォーターは、うがい用次亜塩素酸水ですが、人体には無害で、菌やウイルスを瞬時に死滅させます。すぐに喉が楽になります。違和感が無くなるまで、何度もやりましょう。
次に液体プロポリスも、喉に良く利きます。これは飲むので、喉だけでなく、気管や食道、胃のウイルスも死滅させ、全身をガードしてくれます。
喉に違和感を感じたら、まずポイックウォーター、つぎに液体プロポリスです。液体プロポリスは、スポイトたっぷり3クール分、水に混ぜて飲むのです。強すぎると感じたら、水で薄めるのです。これを、ゆっくり飲むと、喉粘膜のウイルスが死滅します。これも、違和感がなくなるまで、何度もやりましょう。
一般的に、菌には抗生物質が利きますが、ウイルスに利く薬は限られます。タミフルなど、約9種類あるのみです。コロナに利くと言われる、アビガンが、年末に臨床実験を終え、実際に使えそうです。
しかし、そこまで待てないので、ポイックウォーターとプロポリスを推奨するのです。病院に行かなくても、薬局で入手でき、ウイルスを水際で防ぐ事ができます。
オペラ歌手の中には、プロポリスを原液で喉に塗る人もいます。学苑長もオペラ歌手なので、喉を大切にしますが、インフルエンザになったことがありません。かかりそうになったり、熱が出かけると、すぐにプロポリスをしつこく飲むのです。それで、1日で症状が収まるそうです。
プロポリスの量は、白骨温泉かカルピスウォーターのように、白濁するぐらい濃いめに入れます。それを、何クールも飲むのです。ウイルスが体内に入ると、あまり効かないですが、水際なら劇的に利くのです。これも、絶対ではないですが、多くの人が「これは効く」と実感するものです。
喉を使う歌手や、アナウンサー、学校、予備校、塾の先生は、声帯や扁桃腺など、喉の炎症を起こしやすいです。ここから、ウイルスにやられる率も高まります。
そこで、みすず学苑では、全校舎でポイックウォーターとプロポリスを常備してます。生徒も講師も、スタッフもアシスタントも、喉に違和感を感じたら、受付でポイックウォーター、プロポリスを差し上げます。何クールか、正しく飲んで下さい。液体プロポリスは、どこでも売ってるので、家でも買って飲んで下さい。
液体プロポリスをスポイト3クール分混ぜた水。 これぐらいの濃さがお勧めです。
二番目の対策は、やばい水際時に、免疫力を強力に上げ、ウイルスを体内に入れない作戦です。
免疫力を上げる一番は、やはり、意志とメンタルの力です。自宅待機で家にいると、テレビを見る時間が増えます。テレビでは、朝も昼も夜も、コロナの話題ばかりです。だから、必然的に不安が増幅されます。その結果、かえって免疫力が下がり、ウイルスに感染しやすくなります。不安で、勉強も手につかないでしょう。専門家の予測では、5月6日以降も、自粛が続く可能性があります。そうなると、先の見えない不安で気が沈み、ますます免疫力が低下します。
メンタルについては、ヴィクトール・フランクル著の、「夜と霧」(みすず書房〈みすず学苑とは無関係〉)を勧めます。次世代に伝えたい、名著100選の一冊として、世界的に有名な本です。フランクルは、ユダヤ人の精神科医で、強制収容所に3年いました。食事は、1日うすいスープ1杯、パンが半分で、マイナス二十数度の野外で、素足靴の重労働を強いられました。さらに、毛布一枚で、コンクリートの上に雑魚寝させられました。それでも、誰も栄養失調や、凍傷にならなかったのです。顔色が悪いと、病人は労働力にならないので、すぐにガス室行きです。しかし、クリスマスになると、気がゆるみ、絶望して死者が増えるのです。そんな、実体験を書いた本です。医学の常識をはるかに超える、人間のメンタルの偉大さを知った実話です。名著なので、是非お読み下さい。
その次に、ビタミン C注射も免疫力を上げます。しかし、毎日注射を打つわけにもいきません。飲むビタミンCは、どこでも売ってるので、多めに飲むと利きます。免疫力もメンタルも上がります。ビタミンCは、多めに飲んでも尿に流れます。だから、問題ないです。
喉に違和感のある時は、「ハイチオールC」など、ビタミンCの錠剤を、適量の倍以上飲むのが有効です。一般的に、市販薬は適量の6倍飲んでも、命に別状ないよう作られてます。無論、睡眠薬は例外です。水際時に、ビタミン剤を適量の2倍飲んでも、問題はありません。大変よく利きます。ただし、水際時を過ぎたら、適量に戻して下さい。
また、エバース・ジャパンのプラセンタドリンクも、プラセンタの含有量が多く、よく利きます。飲む人の実感として、喉の免疫力が上がります。学苑長も、オペラ歌手やスタッフも、愛用する人が多いのです。すべては、医学的推奨より、実感するもののお勧めです。
三番目の対策は、睡眠と運動です。睡眠は、脳や内臓を休めるだけでなく、造血機能を助けます。睡眠中に造られた赤血球が、身体の隅々に酸素を運びます。だから、睡眠をたっぷりとると、内臓機能が上がり、免疫力もメンタルも上がるのです。
ところで、家でじっとしてると、運動不足になります。筋力が萎えると、血流やリンパ流が悪くなり、成長ホルモンも減少します。すると、気力が衰え、内臓機能も免疫力も弱くなります。だから、家にいても、運動や筋トレは大切です。特に、集中力やヤル気を支える、背筋は萎えさせないことです。手っ取り早いのは、腕立て伏せです。
なお、Q13でも書きましたが、受験生は10代なので、20代以上の感染者の10分の1です。重症化する事も、ほとんどありません。感染しても、81%が特に症状がないまま、自然に治ります。ぐっすり睡眠をとって、運動してたら、多くは自然に治るのです。酒もタバコも、20才からなので、10代の肺や免疫力は強いのでしょう。
とは言え、人にうつさないためには、油断せず、喉の違和感でウイルスを退治することです。これも、絶対ではないですが、確実な安全策と言えます。「喉の違和感」の、危険信号を見逃さず、素早くポイックウォーター、プロポリス、ビタミンC、プラセンタをたっぷり摂り、睡眠と運動で打ち勝って下さい。
抽象的な怖れを抱く時は、具体的な解決策に専念し、怖れに打ち勝って下さい。これが、メンタルの強さにつながります。受験生にとっては、これが一番大切です。年末年始には、入試という恐怖の敵に、打ち勝たねばならないのですから。
Q13 「ステイホーム」と言われますが、スーパーやコンビニ、近所の商店街や飲食店に行くと、混んで並んでます。また、家族が出勤すると、家族からうつされる可能性もあります。いつ、どこで、誰から、どううつされるかわからず、忍び寄るコロナに、不安ばかりが募ります。家に居るのも、外に出るのも恐いです。
A13 お気持ちはよくわかります。みすず学苑で、どんなにウイルス対策をしても、家族からうつされる可能性もあります。テレワークが推奨されてますが、50%以上の会社はしておらず、ふつうの勤務です。ですから、家族が通勤してる限り、いつ感染するかわかりません。
都心は人が少ないですが、地元の商店街では逆に人が増えてます。そこで買物したり、スーパーやコンビニ、飲食店に行くと、そこから感染する可能性もあります。だから、家にいても、安心できないのです。
むろん、家に居る方が感染率は下がります。しかし、無症状の感染者もいます。味覚や嗅覚がおかしくても、熱がないので、気づかない人もいるのです。外に出たら恐い。家に居ても恐いのです。いつの間にか、コロナが忍び寄ってきます。では、どうすればいいのでしょうか。
手洗いやマスクや手袋、次亜塩素酸水噴霧やスプレー、フェイスシールド、体温測定、ソーシャルディスタンスを保つなど、やれるだけの対策をして、「絶対にかからない、もしかかったら、かかった時のことだ」と、腹をくくる事です。
幸いな事に、受験生は10代なので、20代以上の感染者の10分の1ぐらいです。重症化する人も、ほとんどありません。全国に一人あるので、絶対ではないです。しかし、注意や対策は要りますが、受験生はそんなに怖れることはないのです。
しかし、家族に高齢者や持病のある人がいて、うつすと困る人は、Q4で説明した通り、みすず学苑の「緊急事態対応・特別休学制度」があり、その分の授業料を払い戻してます。そんな人は、5月6日まで休学し、それ以降、また元気に通学してください。
学習意欲と気合がみなぎってると、免疫力は上がり、感染しにくくなります。怯えて、ネガティブな気持ちでいると、免疫力は下がり、かかりやすくなるのです。ガンや他の病気と同じです。とはいえ、現実的な対策も大切です。今の現状を踏まえ、みすず学苑では、約20人のクラスを約10人に分け、席の間隔も広くしてます。コンビニやスーパー、町の商店街、ふつうの職場よりも、三密を少なくする努力なのです。
夜は人通りが少なく、「夜に外を歩くのは恐い」という、女子生徒もいます。そこで、授業時間を早めにしました。早めに始め、早めに帰宅できるようにしたのです。
また、ゴールデンウィークの学習道場も、「怒涛のディスタンス時短学習道場」に切り替えます。密接、密集を避けるため、ふだんより前後左右の間隔を開け、2倍にします。また、いつもは1日10時間勉強しますが、今回は時短で1日5時間です。前半の早い時間帯は女子生徒、後半の遅い時間帯は男子生徒にします。ですから、女子生徒は早めに帰れます。時短であっても、毎日勉強する意欲や習慣を、切らさない事が大切なのです。
コロナの収まり具合を見ながら、夏季講習や夏季合宿も、同様の対策を取る予定です。
また、校舎では毎日、サーモグラフィーで体温チェックしてます。熱のある生徒は、自宅で療養してもらってます。しかし、熱がなくても、感染してる場合もあります。感染者が出たら、そのクラスは授業をストップし、自宅待機にします。そして、すぐにオンライン授業に切り替えます。オンライン授業は、万全な指導ではないですが、学習意欲や習慣を切らさないためにやります。一人ずつ、メールや電話をかけ、勉強の進み具合も確認します。全校舎のwifiを強化し、いつでも、オンライン授業に切り替える準備はできてます。
ところで、もし感染した場合、回復すると抗体ができます。それ以降は、コロナの心配をしなくてすむのです。ただし、新型コロナは謎が多く、まだ医学的には断言できませんが…。それでも、多くの欧米の医療関係者は、一度感染して回復し、抗体ができた医師や看護師が、診療することを提唱してます。つまり、心配や怖ればかりでなく、周到に対策して、チャレンジすることが大切なのです。
ガンでもその他の病気でも、「生きるぞ」という、強い気持ちやメンタルが大切です。免疫力が上がるからです。西荻窪に、K先生という内科の名医がいます。ある母親が、3人の子供がインフルエンザになった時、「私もかかったら困ります。どうしたらいいでしょうか」と聞くと、K先生は「それは気合です」と答えたそうです。実際、K先生は万全な準備と、気合で病気がうつったことがないそうです。コロナは、気合だけで防げるとは思えませんが、積極的な気合で、免疫力が上がることは確かです。
Q12 東京都は、日に日に感染者が増えて行き、いつの間にか、感染してる恐れもあるので心配です。面談に行くのも不安ですが、大丈夫でしょうか。
A12 みすず学苑は、東京都に3校、埼玉県に4校、千葉県に2校、神奈川県には1校あります。感染経路がわからない人も増えてるので、いつのまにか、感染する不安があるのもわかります。そこで、我々は新たに3つの対策を始めました。この対策について、全生徒に知らせた内容を紹介します。是非、ご覧ください。
  • 全講師と全生徒、全アシスタントへのお願いです。
  • みすず学苑は、全校舎から一人も感染者を出さず、クラスター感染もしないを目標に、日夜鋭意努力してます。言える事は、次亜塩素酸水の噴霧器やスプレー、接触感染対策シート、手洗いやうがいだけでは、不充分だという事です。
    まずは、必ずマスクを着用して下さい。また、過度な密集を避けるため、教室も自習室も、前後と左右のスペースを空け、ピッチリ座らない努力をして下さい。
    密接してやる口頭テストは、みすず手作りのフェイスシールド、名づけて「怒涛のフェイスシールド」をつけ、スタッフ、アシスタント、講師が、宇宙船のアンドロイドになったつもりで、楽しくやって下さい。みすず学苑では、みんなコスプレに慣れてるので、違和感はないはずです。
    講師はマスクに加え、「怒涛のフェイスシールド」をつけて授業して下さい。カレッジタイムでも、面談でも同じです。なぜなら、講師の長時間にわたる大声で、飛沫が大量に遠くへ飛ぶからです。マスクをした上に、フェイスシールドをすると、目からの感染をシャットアウトできます。マスクは、下から来る微細飛沫、フェイスシールドは、上と横と正面から来るものをブロックします。
    ただし、フェイスシールドも手袋もマスクも、取る時が危険です。その時、ウイルスが手につくのです。だから、取る時に、スプレー殺菌することが大切です。
    ところでマスク、マスクとしつこく言っても、マスクが入手できない人もいるでしょう。その場合は、各校舎の受付に行けば、必要な分を無料で差し上げます。最初は、レディース用で小ぶりですが、だんだん普通サイズも用意できます。ただし、これは学苑長が受験生のために、特別に買い置くものです。だから、生徒と講師、アシスタントとスタッフにしか提供できません。しかも、毎回一人2枚までです。
    学習道場や夏期講習、夏季合宿では、全員がパーフェクトにマスク着用するので、入手できない生徒のために、備蓄が必要です。友人、知人、親戚縁者、親兄弟のための、おねだりはおやめ下さい。どうしても、親兄弟のために欲しい人は、1回2枚までの枠でまかなって下さい。
    保護者などには、シルク製の布マスクがあります。シルクは肌の健康にもよく、着け心地は最高です。洗って殺菌して、4〜5回使えます。人気の手作りマスクなので、税込み1枚1650円しますが、1割引きで販売します。品切れになっても、ボチボチ入荷が続くのでご安心下さい。紙製マスクも、万一のために、ある程度備蓄してるので、当分は安心です。転売は違法なので、販売はしません。
    また、10校舎でサーモグラフィーを導入しました。熱がある人をこれで発見し、体温計でキッチリ計ります。微熱のある人は、無理せず家に帰り、熱が下がるまで経過観測して下さい。普通のインフルエンザかもしれませんが、コロナの可能性もあります。だから、油断はできません。コロナから生徒を守るためなので、面倒でも、キッチリやって下さい。お願い申し上げます。

    「怒涛のフェイスシールド」とマスクをつけると、こんな感じです。 一番顔が大きいスタッフが、モデルです。
    必要な分のマスクを、無料で差し上げます。 (1日、一人2枚まで)
    サーモグラフィー (西荻本校)
    サーモグラフィー (立川駅・北口校)
    サーモグラフィー (上野の森校舎)
    サーモグラフィー (南浦和校)
    体温計での検温も徹底しています (千葉駅校)
    サーモグラフィー (大宮校)
    ビニール手袋をして、体温計を渡します (川越校)
Q11 4月10日に、東京都は休業要請対象を発表し、その中に学習塾もありました。それなのに、なぜみすず学苑は開けてるのですか。
A11 ご意見は、よくわかります。しかし、休業要請や指示は、特措法第45条に基づくものです。その法律の対象は、1000平方メートル以上の塾や予備校です。みすず学苑は、10校舎すべてが1000平方メートル以下です。だから、この法律の対象外なので、要請や指示は受けないのです。
しかし、4月10日の都知事の発表では、1000平方メートル以下の学習塾は、活動の休業でなく、自粛を要請したのです。そして、適切な感染防止対策をとる要請をしました。つまり、これは2月、3月に出された自粛要請と同じものです。自粛、要請、指示の順に厳しくなり、指示に従わないと名前を公表するのです。しかし、自粛も要請も指示も、法的拘束力のないお願いです。強制ではないのです。だから、そのお願いの主旨をさぐります。
今回、休業の要請や指示を受けなかったのは、医療関係やスーパー、コンビニ、ホームセンター、美容院、居酒屋、飲食店などです。つまり、社会生活を維持する上で、必要な施設は休業しないのです。そこは普通に開けたり、時短で開けたりしています。
一方、高3生と浪人生には、来年1月の入試まで、あと9ヶ月しかありません。あと9ヶ月で、一生の方向がほぼ決まるのです。しかし、地方の公立進学校は、ほぼ4月8日から授業を始めてます。ところが、今回の東京都の自粛願いに従うと、1ヶ月後の5月6日から授業開始です。学校も予備校も、1ヶ月授業がないと、東京の受験生は大変不利です。ところが、大学入試は、全国規模で同時期に実施されます。これは、非常に不平等です。だから、社会生活の維持も大切ですが、平等な人生の維持も、同じぐらい大切と考えます。
また、みすず学苑のクラスは、全て25人以下です。クラスによっては、10人前後の科目もあります。これは、スーパー、コンビニ、ホームセンター、居酒屋、飲食店より、密集の数が少なく、感染拡大のリスクも小さいでしょう。そこに、どこよりも完璧を期す、徹底したコロナ対策をしてるのです。100%安全とは言えませんが、限りなく完璧に近いと言えます。
それでも、出席を生徒や保護者に強制してません。自粛したい生徒や保護者には、1ヶ月分の授業料を返却してます。その上で勉強したい、授業をやって欲しいという、受験生の願いを叶える道を残してるのです。
こういう背景があり、東京都の自粛願いの主旨を理解した上で、やはり通常通りの授業をする事にしたのです。これが、答えです。
Q10 みすず学苑のウイルス対策は、医学的根拠があってやってるのですか。
A10 もちろんです。みすず学苑の学苑長は、医療法人社団の名誉会長や、調剤薬局の経営もしてます。医師免許や薬剤師資格を持つ、優秀な社員も多く抱えており、常に彼らと協議して進めてます。学苑長は、カンボジアに24時間無料救急病院を建て、その運営も手掛けてました。現在も、ハンダファウンデーションで、カンボジアのバッタンボンで外科病院を運営してます。だから、医学と薬学には謙虚に向かい、常にリサーチを怠らないのです。だから、どこの予備校よりも、精緻に研究して工夫するのです。
もちろん、医学も薬学も、目に見えないウイルスとの戦いです。100%ということはありません。しかし、どこの予備校よりも、医学的薬学的裏付けと研究がなされてるのです。
Q9 ビニール手袋をすれば、スマホは自由に触れますか。
A9 「電車通学対応・怒濤の安心手袋」は、電車通学中、つり革やてすりなどに、直接手で触れる事を避け、接触感染を防ぎます。
ただし、その手袋でスマホを触れば、スマホにウイルスを付ける危険性があります。九州の病院で、院内感染した原因はこれだったのです。ですから、手袋をしたままスマホを操作したり、目・鼻・口を触らないよう、充分気を付けましょう。手からの感染を助長するスマホは、常にスプレーで殺菌し続けましょう!
(ただし、スマホにたっぷりスプレーすると、スマホに水分が入り込み、壊れる可能性もあります。スマホの修理サイトによると、スマホは菌でいっぱいだから、除菌したほうが良いと書いてます。やり方としては、「クリーニングクロスに、消毒液を少し含ませて拭くと効果的」等、案内されてます。しかし、コロナウイルスはワイルドなので、やはり、次亜塩素酸水のスプレーで、軽く1回は噴霧すべきです。ご参考までに。)
Q8 緊急事態宣言の間、Web授業やネット授業はしないのですか。
A8 何人かの保護者から、Web授業やネット授業の提案がありました。保護者が言うお気持ちはわかります。  万が一、生徒や講師に感染者が出て、生徒を2週間隔離せざるを得ない時は、そのクラスでやる事も考えます。
しかし、Web授業には、2つの問題点があります。
第一は、意志の強い生徒で、自己管理がしっかりでき、自主性もある生徒なら、Web授業も有効です。大手予備校のWeb授業とは、そういう生徒には有効です。しかし、そんな生徒は、別に予備校に行かなくても合格します。浪人しても、宅浪で合格するのです。
しかし、大半の受験生は、自己管理が苦手で、環境や雰囲気や友人に流されやすいのです。そして、言われたら勉強しますが、言われなかったらやらないのです。少人数制の予備校、特にみすず学苑には、そんな生徒が大結集しています。だから、そもそも家でパソコンに向かい、勉強するかが問題です。
我々が、一人一人電話をかけ、ヤンヤヤンヤと囃し立てること。そして、保護者が家でしつこく、ガンガン言わないと、パソコンに向かって勉強しないでしょう。それを、1ヶ月続けるのは至難の業です。そもそも、家のようなリラックスして寛げる環境で、決められた時間に、パソコンに向かい頭を使う勉強をするのは、大変苦痛です。1回か2回やれば、続かなくなるでしょう。
ところが、みすず学苑という、楽しい勉強環境に来ると先生が居る、友達が居る、アシスタントやスタッフも居て、「勉強しよう、コマンド覚えよう、一問一答やろうよ」という、熱きお誘いがあります。皆も一生懸命やってるので、拒み切れず、自然に勉強するのです。そこから、雰囲気に飲まれ、自分でも驚く程集中し、メチャクチャ勉強するのです。これが、みすず学苑の生徒の実体です。普通の受験生も、だいたいそうなのです。
ところで、もし保護者様が、仕事をしながら、通信教育で公認会計士や司法試験、宅建主任などの資格試験を受ける場合、家に居て、Web授業だけで合格できますか。図書館かカフェに行き、ヤル気と集中が続く環境に行くでしょう。それと同じです。
受験業界の一般論として、慶応大学や法政大学、日本女子大学などの通信制大学は、ふつうに通って卒業するより、5倍から10倍難しいと言われます。意志が強く、自己管理ができないと、続かなくなりやめるのです。
こういう事例や、自分がやる場合を考えても、お子さんが家でWeb受験勉強をやるはずはなく、やっても長続きしないでしょう。やはり、人が側に居て励ましたり、気合いを入れないと、少人数制予備校に来る生徒は、真剣に勉強しないでしょう。43年間の指導の経験から、確実に言える事です。
ところで、アメリカの未来学者ジョン・ネイスビッツが、以前「ハイテック、ハイタッチ」という本を書きました。その本は、世界のベストセラーズになりました。「これからの時代は、ハイテクがますます進化するだろう。すると、未来はどうなるのか。人々は、ハイテクの逆のハイタッチを求めるだろう。つまり、人と人との触れ合いを、何よりも大事にする社会になるだろう」と、予測したのです。本当に、そういう社会になりつつあります。ネイスビッツは、学苑長が社長をしてる出版社で、以前本を出しました。また、学苑長が所長を務める菱研で招聘し、講演もしてるのです。
みすず学苑は、このハイタッチを大事にする予備校です。ハイテクのWeb授業は、人件費がかからず、あまり経費もかかりません。一方的に授業を流すだけなら、手間ひまもかからず、実施は可能です。しかし、それでは成績は上がらず、合格率も下がり、受験に失敗する生徒も続出するでしょう。だから、やらないのです。
Web授業の問題点は、もうひとつあります。
たとえ、Webで双方向の授業ができたとしても、大学入試とは、鉛筆で紙に答案を書くものです。小論文も要約文も、英作文、英文和訳、数学もそうです。キーボードで、解答する大学入試はないのです。だから、キーボードでやり取りし、解答する勉強ばかりしてると、本番で手で紙に答案を書く時、制限時間内にスピーディーに書けないでしょう。当然、どんなに勉強しても、本番の答案解答力が弱く、不合格の率が高いでしょう。
将来、入試がWebによって出題され、Webで答える時代が来たら、みすず学苑の授業も、テストも、模試もWebでやります。そして、キーボードによる解答能力を磨きます。それこそ受験指導も、ハイテックハイタッチになるでしょう。しかし、英単語や熟語、漢字や古語、年代や歴史事項など、Webですぐ検索できます。だから、カンニングやり放題になるので、Webでの入試は、当分考えられません。  これが、みすず学苑が、基本的にWeb授業をしない理由です。何卒、ご理解ください。
Q7 みすず学苑は教室が狭いですが、密閉、密集、密接の三密は避けられるのでしょうか。
A7 政府や東京都が、三密を避けるように言うのはわかります。しかし、みすず学苑は、教室をあえて狭い空間にする努力をしてます。そうすることで、先生と生徒のコミュニケーションが、本当に密になるのです。
ウイルスに関しても、我々にとっては、狭い空間で密なほうが、キッチリ死滅させやすいのです。
こんな科学実験があります。教室で、講師が咳をすると、0.2ミリぐらいの大きな飛沫は、2m以内に落ちます。しかし、0.003〜0.005ぐらいの小さな飛沫は、空気中に20〜30分漂い、蔓延します。だから、換気が必要だと言われるのです。しかし、広い空間なら安心というわけではありません。2〜3人いたら、広い空間でも、小さな飛沫は蔓延するのです。
逆に、微細な飛沫が滞留してるところに、次亜塩素酸水を噴霧すると、20分以内にほぼ殺菌できます。これは、実験で証明されてる事です。次亜塩素酸水のチラシに紹介されてる、以下の実験表をご覧下さい。ですから、みすず学苑では、95のすべての教室と面談室、自習室に、次亜塩素酸の噴霧器を置いてるのです。また、授業が始まる時は、まずスプレーで殺菌します。最初の20分の殺菌を、確実にするためです。こうして、無症状感染者がいた場合のために、まめに殺菌するのです。
「家にいるより安全」をテーマに、細やかで徹底した努力を続けてるのです。
95 の全教室に、次亜塩素酸水の噴霧器を設置。授業中も噴霧し続けてます。
Q6 今年は入学式はあるのでしょうか。
A6 当初は、4月26日に入学式を行う予定でしたが、今年は5月10日に延期します。
これまでの入学式では、浪人生を対象に、今後の心構えの3ポイントについて、学苑長が講演してました。しかし、今年から、浪人生と高3生の合同で行ないます。学苑長が、浪人生と高3生に必要な心構え、共通する所と違う所を、具体的に解説します。
毎年、入学式は縁日のように賑やかに、華やかに、楽しく行ってます。おまけや景品がたくさんもらえ、受験に必要な知識も、明解にたっぷり吸収できます。ですから、必ず出席して下さいね。
Q5 もし感染者が出た場合、どうなるのでしょうか。
A4 通学してる生徒や講師に、コロナの感染者が出た場合、そのクラスの濃厚接触者は2週間自宅待機してもらいます。ただし、宿題を出したり、勉強が遅れないよう、電話とメールとパソコンで、個別の対応をします。
また、全校舎で体温計をたくさん用意し、毎日、全生徒や講師、スタッフ、アシスタントの熱を測ります。万が一、熱のある人は、安全を期して帰宅していただきます。
ビニール手袋をして、体温計を渡します (川越校)
Q4 家族に高齢者や糖尿病、喘息の人がいるので、もし万が一うつった場合、家族に感染し、重症化するのが心配です。そこで、しばらく休学したいのですが、休学制度はないでしょうか。
A4 ありますよ。このように、特殊な事情がある場合は、みすず学苑の「緊急事態対応・特別休学制度」があります。4月6日から、5月6日までの1ヶ月分、休学もできます。その間の授業料は返金します。浪人生の場合、年間授業料を日割り計算し、1ヶ月分を返金します。そして、5月7日以降、また元気に通学してください。
休学する場合は、家での課題をしっかり出すので、皆さんがんばって下さい。
最終的な判断は、生徒と保護者に委ねます。95%の生徒の希望を受け、授業を行いますが、全員に無理やり強制するものではありません。5%の生徒の意見も、尊重します。このように、一人ひとりに、こまやかなケアをするのが、みすず学苑のポリシーなのです。
Q3 みすず学苑の校舎が、ほぼ完璧なウイルス対策をしているのはわかりますが、通学中に感染するのが心配です。
A3 通学時の、電車が不安なのは良く理解できます。
そこで、電車通学する生徒のための、怒涛の対策を行っています。
そもそも、コロナウイルスは、どのようにして感染するのでしょうか。目、口、鼻の粘膜から感染するのです。ニューヨークの病院で、コロナ患者に対応する医師は、「新型コロナウイルスは、2つのことを守れば99%予防できる。『手をいつもきれいにすること』、『手で顔を触らないこと』の2つだ」と、述べてます。
ですから、マスクをすると、自分が出す飛沫も、人が出す飛沫も防げます。さらに、手で口や鼻をさわるのを防げるのです。ですから、マスクは大変有効なのです。また、眼鏡をかけてない人で、長時間密集する電車での通学なら、ゴーグルも有効です。その場合は、自分で用意して下さい。そして、校舎に着いたら、はずしてスプレーでしっかり殺菌して下さい。家に着いた時も、同じようにアルコールスプレーで殺菌して下さい。ゴーグルや手袋の表面に、ウイルスがついてるのです。
また、電車でサラリーマンが通勤する際、ビニール手袋をしてる人がいます。あれは、吊り革や手すりについたウイルスから、感染するのを防ぐためです。結局、ニューヨークの医師が言うように、手から感染するのがほとんどなのです。
そこで、みすず学苑では、使い捨てビニール手袋を、電車通学の生徒に無料支給します。
名づけて、「電車通学対応・怒涛の安心手袋」、略称「怒涛の安心手袋」です。
帰る時用と、次に来る時用に、受付で毎回4枚(2組分)ずつ渡します。校舎の入口に、手袋専用のゴミ箱を設置し、まめに消毒します。防護服も手袋も、脱ぐ時が危険です。脱ぐ時に、しっかりスプレーで殺菌しないと、着ける意味がないのです。これをしっかりやれば、電車での感染はほぼ防げます。ただし、知らぬ間にコロナ感染してる友人がいて、抱きついたり、キスしたり、耳元で話し続けたら、大変危険です。そんな時は、大げさに咳払いし、相手を恐がらせて離れましょう。
緊急事態宣言中は、安全を期すために、無料で手袋を支給します。ですから、安心して通学できます。実際、生徒に大変喜ばれています。
「電車通学対応・怒涛の安心手袋」、略称「怒涛の安心手袋」。 みすず学苑から帰る時用と、次に来る時用に、受付で毎回2組ずつ4枚渡します。
「怒涛の安心手袋」捨て場所(立川駅・北口校)。 手で触れず、足でペダルを踏んでフタを開けます。
校舎の入口に、「怒涛の安心手袋」捨て場所があります。捨てた時に、自分の手と手袋、その周辺をしっかりスプレー殺菌して下さい。 (上野の森校舎)
「怒涛の安心手袋」捨て場所 (千葉駅校)
「怒涛の安心手袋」捨て場所 (横浜校)
「怒涛の安心手袋」捨て場所 (大宮校)
「怒涛の安心手袋」捨て場所 (松戸駅校)
Q2 非常事態宣言の間、自習室は開いているのでしょうか?
A2 自習室もずっと開けています。
これも、意見を聞いた結果、95%の生徒から「勉強するところがないので、絶対開けておいてほしい」との、切実な嘆願があったのです。
浪人生は、4月20日から授業開始ですが、すでに自習室に来て勉強してます。そして、ほぼ全員の浪人生が、「自習室を開けておいてほしい」と希望してるのです。やはり、全国のライバルと、1ヶ月の差がでることに、大きな危機感を抱いてるのです。
Q1 非常事態宣言が出ましたが、その間、授業はあるのでしょうか?
A1 まず、最初に言うべきは、この事です。東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県では、「休止要請や指示する候補の施設」として、学習塾もあげてます。しかし、その要請や指示の基となる、特措法第45条では、1000平方メートル以上のところが対象なのです。
みすず学苑で、この対象に含まれる校舎は、一つもありません。ですから、みすず学苑は、休止要請・指示施設の枠に入っておらず、全く対象外なのです。しかし、政府の意向を踏まえ、感染拡大を防ぐために、どこよりも徹底した努力をしてるのです。
こうした前提を踏まえ、全10校舎の、特に高3生と浪人生に意見を聞きました。すると、95%が「絶対に授業をやってほしい」「閉めないで、ずっと開けておいてほしい」との答えでした。学校が休みで、部活もない中、みすず学苑がないと、家では勉強できず居場所もない、という切実な嘆願が多かったのです。
それで、授業を通常通り行う決断をしたのです。高3生は、すでに授業を開始してます。浪人生は、4月20日から授業を始めます。
当初、浪人生の授業は、5月6日以降にすることも検討しました。しかし、意見を聞くと、ほぼ全員が「授業をしてほしい」との要望だったのです。
なぜなら、大学入試は全国規模です。非常事態宣言にあまり関係のない、東京以外のライバルたちは、ふつうに勉強してるのです。そこに、大きな危機感を持つからです。
例えば、宮崎県や鹿児島県、静岡県などは、4月8日から一斉に授業が始まりました。札幌では、4月8日から、時差通学での授業開始です。愛知県は、4月20日から開始です。これは、全て県の教育委員会からの通達です。そして、どの学校も、コロナ感染の対策を徹底し、注意深く開始してます。しかし、みすず学苑は、これら地方進学校の、はるかに上のレベルの対策をしてます。
ところで、みすずの高3生は、例年のこの時期に比べ、やる気も情熱も集中力も高く、よく勉強してます。コマンドテストの成績も、大変いいのです。学校も部活もないので、喜んで通学し、ものすごく受験勉強がはかどってます。この状態で、インターネットの第三者の批判や、メディアや保護者の批判に従い、校舎を閉めたら、どうなるでしょうか。
せっかく、やる気になってる受験生が、衝撃を受け、がっかりし、急にやる気をなくすでしょう。
そして、誰もがナーバスになる正月や直前期には、基礎を固める1ヶ月の授業がなく、遅れをとった事を気にし、例年の何倍も精神的に追い込まれるでしょう。パニックになったり、ノイローゼやウツになる生徒も、続出するでしょう。
それでなくても、この時期は全員が「焦り」、「恐怖」、「不安」、「空回り」、「逃避衝動」に襲われます。こういう、特殊な精神状態に居るので、ちょっとした事で「やっぱり、あの時、1ヶ月勉強できなかったから、自分はだめかも知れない」と恐れ、それを悔やんで勉強に手がつかず、逃避するのが目に見えます。直前期の受験生の精神状態は、尋常ならざるものがあるのです。大人が想う以上に、特別な恐怖状態なのです。だから、そのプレッシャーを苦に、毎年、全国で自殺する受験生がいるのです。
みすず学苑は、43年間、受験生を熱く濃く指導してるので、それが容易に予測できるのです。他の予備校は、そこまで生徒を濃く深く、繊細にケアーしません。だからこそ、みすず学苑は、18年間連続で難関合格率が90%を越えるのです。
予備校を1ヶ月閉めるのは、飲食店を1ヶ月閉めるのとは、意味が違います。どちらも深刻な問題ですが、予備校の場合は、生徒の一生がかかってるのです。
1ヶ月勉強できず、最終的に失敗した場合、東京都や政府、親が責任をとるのですか。親は、一生子供に謝り続けるのでしょうか。
子供なりに、やるだけやってどこかの大学に行けば、本人も納得する人生でしょう。しかし、コロナや親のために、納得ゆくまでやれず、不完全燃焼で進学すれば、一生悔やむでしょう。自分を責めるだけでなく、コロナを怨み、親を怨むでしょう。また、コロナのリスクを恐れず、果敢にチャレンジして勉強し、見事に志望校に合格した友達を見れば、悔しさは倍化するはずです。
そんな時に、インターネットで批判してる人や、親やメディアは責任をとってくれるのですか。とれないでしょう。そもそも、責任のとりようがないのです。しかし、みすず学苑は、責任を持って生徒をどこまでも指導します。だから、コロナリスクを最小限にし、批判を覚悟の上で、授業を開始したのです。
受験生にとっては、一生の問題だからです。こうした、受験生に関する知識があれば、ご理解いただけるはずです。