TOPICS 浪人生の時間の使い方

浪人生には通学の義務が無く、代わりに自由に使える時間が豊富にあります。
この時間の使い方如何で、大学受験の行く末はもとより、
その後の人生にも大きな差が生じてくるといっても過言ではありません。

もちろん、多大な時間を遊びに充ててしまい、受験失敗が最悪のケース。
そのような結果にならないよう、高校時代の生活のリズムを維持し、
毎日机に向かう動機付けになることも予備校の存在意義の一つであります。

本題の浪人生時間配分。これはまず、勉強時間にできれば10時間は充ててもらいたい。
10時間、と言ってしまうとかなり重くのしかかるかもしれませんが、
予備校学習6時間、自宅学習3時間、移動中などの勉強で1時間、
これで達成できます。
逆に言えばこのくらいの時間を勉強に充てることができなければ、
特に難関といわれる大学の受験では厳しい戦いとなるでしょう。

これでも5、6時間は自由な時間が余るはずです。
この時間の使い方としては読書を勧めています。
行き詰まったり、限界を感じたりしたときに書物から学ぶことは多いからです。

また、活字を追う時の頭の動きは勉強中と近いものがあり、
机に向かい続ける習慣もつくので、とても受験勉強と相性もいいのです。